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島田人 Shimadajin File #147

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静岡県島田市

■いくつになっても没頭できるコトを求めて
ねんりんピックeスポーツ静岡県代表
北川勝美(きたがわかつみ)さん(横岡新田)

コンピューターなどを使った電子ゲームで、対戦して競うeスポーツ。10月に開催される「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」で、正式種目に採用されました。静岡県予選で見事優勝し、県代表として出場する北川さんは、eスポーツを通して生き甲斐を見つけました。

■探していた新たな趣味
仕事や家事で忙しい日々を送る北川さん。マンネリ化した生活に変化を求め、新たな挑戦を探していた当時を振り返ります。
「昔から体を動かすことが好きで、テニスやバドミントンを趣味として続けていました。ここ数年は仕事や家事、家族のサポートなどで慌ただしくして、スポーツとも疎遠になっていました。それでも手軽に体を動かせることは無いかと探していたところ、友人からeスポーツに誘ってもらいました」

■楽しい出会いは突然に
「私が初めてeスポーツを体験したのは、実は今年の1月なんです。参加した体験会では、2種類のゲームに挑戦。上手くできませんでしたが、他の人がやっているところ見ているだけでも面白くて、すぐに虜(とりこ)になりました。そこで聞いたのが、ねんりんピックの予選会の話。体験会が終わる頃には『もっと上手くなって、予選会に挑戦したい』と思うようになっていました。本戦の会場が、行ったことのない鳥取県という点も、魅力の一つでしたね」

■いくつになっても挑戦を
eスポーツの中でも「太鼓の達人」の部門で出場を決めた北川さんは、家族や友人と共に特訓を重ねたと話します。
「好きな時間に練習がしたいと思い、必要な機材を購入しました。仕事から帰宅後、なるべく1日1時間はバチを持つように。練習する上で、家族と同じく大きな存在だったのが、eスポーツを紹介してくれた友人です。互いに刺激し合うことで上達し、予選会で良い結果が残せたと思います。
eスポーツの良いところは、いつでも誰でも楽しめるところです。道具があれば、天候に関わらず、一人でも複数人でもプレーが可能。現在、市では練習室を開放しているので、手軽に始められます。ゲームをやっている最中は、頭や手をフルに使います。頭の運動になりますが、動きは激しくないので、高齢の方にちょうど良いスポーツではないでしょうか。予選会が終わり、現在は練習時間が減ってしまいましたが、今からまた力を入れていきたいですね。10月の本戦は、上位を目指すとともに、競技を楽しむことも目標の一つです」
新たなことへの飽くなき挑戦で、充実した日々を送る北川さん。秋の本戦会場で自分らしく輝くために、楽しみながら技に磨きをかけます。

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