◆パソコンのスキルマスター!未知なる世界の始まり、X世代!
Z・Y世代に続いて、X世代を紹介します。X世代は42歳から57歳の人を指し、今の社会をけん引している世代といえます。この世代の特徴は、パソコンの達人という点です。1995年にWindows95が発売され、爆発的に普及しました。
1995年といえば、X世代が14歳から29歳のころで、社会の働き方が大きく変化したころです。例えば、いかに早く正確に計算をするかは電卓を使いこなす事務職の腕にかかっていたのが、Excelの登場で誰でも簡単に計算できるようになりました。
こういった進歩は従来の世代から見てとても画期的なもので、アメリカの作家がこの世代を「未知なるもの=X」と称したことで、Z世代につながるきっかけになったのです。
X世代の代表として、羽生善治氏をご紹介します。羽生氏は将棋における日本の改革者であり、当時パソコンを駆使した棋譜研究で名人位など7つの永世タイトルを保持し、「永世7冠」といわれています。羽生氏と藤井聡太氏の戦いはX世代対Z世代といえ、パソコン対AI(人工知能)という解釈もできます。この二人の勝負は、現在のところ藤井氏にやや分があるようです。しかし、羽生氏もAIを積極的に研究するなど、まだまだ後輩に道を譲るようには思えません。これからも名勝負が期待できそうですね。
問合せ:御前崎市CIO補佐官 高村弘史(総務省地域情報化アドバイザー)
デジタル推進課
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