◆心のよりどころ御前埼灯台
御前埼灯台は、明治7年(1874年)5月1日に初点灯し、まもなく149歳を迎えます。
灯器を更新しながら、現在も現役の灯台として使い続けられ、日本で16基しかない登れる灯台としても市内外の人々に親しまれています。
令和3年8月には御前崎市初の国指定重要文化財となり、昨年11月には灯台ワールドサミットが開催され、多くの市民、観光客の皆さまでにぎわいました。
故郷を離れて都会で暮らす人から、「久しぶりに実家に帰り、灯台のあかりに触れたとき、グッとくるものがあった」とお聞きしました。いつも変わらずそこに在ることは、なんと尊いことでしょうか。江戸時代初期に設置された見尾火灯明堂で明治4年まで毎夜火の番をした先人の思いが、きっと御前崎市の人々には受け継がれているのでしょう。
毎週日曜日には、重要文化財の旧官舎の一部を利用した灯台資料館で、「御前埼灯台を守る会」が解説をしています。また、来る5月3日~5日には「御前埼灯台まつり」も開催されます。
久しぶりに御前埼灯台に出掛けてみませんか。
御前崎市観光プロデューサー
山崎 淳
問合せ:商工観光課
【電話】0537-85-1135
<この記事についてアンケートにご協力ください。>