文字サイズ
自治体の皆さまへ

Like an OMAEZAKI~観光プロデューサーが見た、感じたOh!MyZAKI~

6/18

静岡県御前崎市

【最終回】
◆観光地ブランディング
昔、「そうだ京都、行こう。」というCMがありました。このCMは、「京都に来てください」といった誘客(売り手)目線ではなく、「こんな経験をしに京都に行きたいなぁ」という消費者(買い手)の思いに寄り添った目線で作られていました。消費者を惹きつける京都のイメージが既に人々の中にあることで成り立つキャッチコピーです。これを「観光(地)ブランド」と言います。
御前崎市でも全国全世界の人々から「そうだ御前崎(市)に行こう!」と言ってもらえる観光地ブランディングをこれからもっと進めていきましょう。その際には、「あれもある、これもある」という魅力満載型の訴求ではなく、他のまちにはない、なるべく尖った魅力を訴求することが重要です。
「唯一無二の素晴らしい自然景観や食事などに癒やされたい」と来訪した観光客が、住民の暮らす環境や自然環境に配慮しながら「おまえざき時間」を楽しむことができれば素晴らしいことです。
約1年にわたり、来訪者目線で書いてきたコラムも今回で最終回となりました。今までお読みいただき、誠にありがとうございました。今後も御前崎市の観光振興にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

※参考文献:岩崎邦彦(2019)
「地域引力を生み出す観光ブランドの教科書」日本経済新聞出版社

御前崎市観光プロデューサー
山崎 淳

問合せ:商工観光課
【電話】0537-85-1135

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU