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おまえざきのきらり輝く人

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静岡県御前崎市

◆ウェイクボードでプロ資格を取得
一般社団法人日本ウェイクボード公認プロウェイクボーダー
揚張 克規(あげはり かつき)さん

▽市内初のプロウェイクボーダー
マリンスポーツが盛んな御前崎で、新たにプロ選手が誕生した。揚張克規さん(塩原)、42歳だ。克規さんは、昨年11月10日から13日にかけて、大分県で開催された「文部科学大臣賞第31回ウェイクボード全日本選手権大会」で、3位になったことによりプロ資格を取得した。
元々スノーボードが好きだった克規さんは、20歳のときに友人の勧めでウェイクボードを始めた。初めはオフシーズン中のトレーニングとしてプレーしていたものの、浜名湖のウェイクボードショップ「CRONY」から選手としての所属を打診されたこともあり、32歳から本格的にプロを目指すようになった。
それからは、少しでも早いプロ昇格を目指し、会社員として働く傍ら、休日に練習を重ねてきた。順調に歩みを進めていたが、3年前、膝前十字靭帯断裂半月板損傷により、1年間の休養を余儀なくされた。休養中は、ジムで体づくりに専念した。
プロ昇格には、全日本選手権大会またはツアー年間ランキングで入賞する必要があり、毎年参加人数によって昇格者数が変動する。念願のプロ資格を取得した克規さんは、「長年の目標を達成できて感無量です」と顔をほころばせる。

▽次の目標はプロとしての表彰台
ウェイクボードは、40秒×1往復の計80秒間での技の得点を競うスポーツ。競技時間が短い上に、事前練習はなく、二度転倒したらその時点で失格というシビアな世界だ。克規さんは「ゲレンデの環境や船で引っ張ってくれる人との相性は、競技が始まらないとわかりません。一発勝負な部分があり、とにかく場数を踏むことが大事。練習でできても本番でできないことの方が多いくらいです」と厳しさを話す。
続けて、「宙を回って技を決めたときの爽快感はこの上ない。次の目標は、プロとして表彰台に立つことです。ウェイクボードの普及にも努めたい」と話す克規さんの笑顔は希望に満ちあふれている。

・克規さんの活動の様子などを発信しているインスタグラムの二次元コード
※二次元コードは広報紙をご覧ください。

▽PROFILE
あげはり かつき(塩原・43歳)
CRONY所属。掛川市出身で、結婚を機に御前崎市に引っ越す。2男1女の父。
ホームゲレンデは浜名湖で、競技中のニックネームは「サムライ」。

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