おまえざきのきらり輝く人

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◆全国高等学校総合体育大会ソフトテニス競技大会　出場
鈴木 美桜(すずき みお)さん

浜松商業高等学校に通う鈴木美桜さんが、7月21日～29日にかけて北海道で開催された「全国高等学校総合体育大会ソフトテニス競技大会」の女子ダブルス個人戦へ出場した。

▽仲間と共に成長する日々
美桜さんは、小学3年生のとき浜岡総合運動場を拠点に活動する「浜岡ジュニア」でソフトテニスを始めた。上手なチームメイトと自分を比べ、負けず嫌いな性格を生かしてメキメキと成長していった。
浜岡中での部活動はもちろんソフトテニス部。部長を務め、一番手としても部員を引っ張っていった。高校進学時には、尊敬する先輩や指導者に続き、浜松商業高を選択。美桜さんは「レベルの高い仲間と共に切磋琢磨する日々でしたが、大会の成績にはなかなか反映されず、悔しい思いもたくさんしました」と回顧する。

▽壁を乗り越え勝ち取った舞台
美桜さんは、6月に開催された県大会で6位となり、全国大会への切符を獲得した。これまでの県大会で突破できなかった2回戦の壁を乗り越え手にした全国大会。嬉しさがこみ上げる中でも、「すぐにペアと課題の克服に取り掛かりました」と全国大会に向けて改めて気を引き締めた。
全国大会では初戦を4-1で突破。2-4で惜しくも2回戦敗退となった。美桜さんは「初めての全国大会で緊張しましたが、コートに立ったら吹っ切れました。第2シードの強豪と対戦した2回戦は、予想よりも善戦しましたが、テンポが崩れて負けてしまった。悔しかったけどいい勉強になりました」と笑顔で話す。
高校卒業後は、美容専門学校へ進学する美桜さん。「テニスはずっと続けたい」とにっこり。ひたむきにテニスを極めた美桜さんは、美容の世界でも大きな成長を見せてくれるだろう。

▽PROFILE
すずき みお(新野東・18歳)
ペアの森山稀成さん(浜松市立湖東中出身)とは、互いのプレーをこまめに話し合い、「ミスは必ずフォローしてくれる」という信頼関係を築いた。