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8／20

◆テクノロジーの未来を切り開くZ世代の可能性!
今回は前回お話した世代のZ世代を掘り下げます。
Z世代は今の12歳から27歳までの人を指します。独立行政法人日本貿易振興機構ジェトロの調査によると、この世代は(1)4D思考、(2)WE世代、(3)ハイテク依存という3つの特徴があるといわれています。
「4D」は、3Dに振動や匂いといった体感が加わった、現実とバーチャルが一体化した世界を指します。デジタル技術が進化した今、Z世代は3Dから4Dの世界に目を向けるようになっています。
また、Z世代は「WE世代」ともいわれており、コミュニティーやその場の意見に同調しやすいというような傾向も見られ、共存意識を強く持っています。
その一方で、スマートフォンを手放せない、ソーシャルネットワーキングサービスやゲームで誰かとつながっていなければ不安になるような「ハイテク依存」も問題視されています。
Z世代の子をもつ保護者は、「ネット上で知らない人と会話して大丈夫なのか、長時間にわたるゲーム、課金はしていないか」など心配することが多々あるのではないでしょうか。
将棋の藤井聡太名人が、AI機能を搭載した将棋ソフトで日々鍛錬を重ねているのは有名な話です。ハイテクを駆使して名人の域に到達したわけです。そういった面で私は、前述の不安要素を懸念しつつも「テクノロジーを使いこなし未来を切り開いていく、Z世代の将来の可能性」に期待しています。

問合せ：御前崎市CIO補佐官高村弘史(総務省地域情報化アドバイザー)デジタル推進課
【電話】0537-85-1127