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自治体の皆さまへ

2024 新年あいさつ New Year Mayor’s Message

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静岡県御前崎市

◆辰年の決意

新年あけましておめでとうございます

令和6年の新春をご家族おそろいでお迎えになったこととお慶び申し上げます。市民の皆さまには、市政をはじめ各種事業に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、この数年猛威をふるい、皆さまを苦しめた新型コロナウイルス感染症が5月8日より5類感染症へ移行となり、全国的に感染症対策が緩和されてきました。本市においても従来実施されていたイベントがかつてのような規模で実施され、さらに新しいイベントも開催することができました。市民の皆さまには、ワクチン接種や外出の自粛、手指の消毒、国の行動制限などにご協力いただき誠にありがとうございました。

3年ぶりの開催となったウインドサーフィンの国際大会「スピケア御前崎ジャパンカップ」や昨年に引き続き2回目の開催となったサーフィンの国際大会「WSL御前崎プロ」では、石井孝良選手や佐藤李選手など市内在住の選手が大活躍しました。ほかにも外国クルーズ船「ウェステルダム」の御前崎港初寄港、例年以上の出店数で盛り上がりを見せた「御前崎みなと夏祭」、市内外から大勢が訪れた「御前崎市大産業まつり」など、御前崎市の定番ともいえる各イベントは盛会のうちに終わりました。どのイベントでもコロナ禍前の活気が御前崎にも戻ってきたと実感いたしました。

昨年、市内において大きな災害は発生しませんでしたが、国内に目を向けますと、5月には石川県能登地方における地震、6月、7月には全国的に梅雨前線による大雨被害など多くの災害が発生しています。そして、本年1月1日に再び石川県を襲った「令和6年能登半島地震」では、復旧の目途が立OMAEZAKI2たず、多くの人が避難所生活を余儀なくされております。これを受け、本市は1月2日に「災害時等の相互応援に関する協定」を締結している石川県志賀町に水や給水タンク、ブルーシートなどの物資を支援いたしました。また、発災当日には市消防署員が緊急消防援助隊として現地に派遣され、現在も消防活動をしております。被災された皆さまには、衷心よりお見舞い申し上げます。
近年、多種多様かつ激甚化する災害に対し、行政といたしましては、市民を守るための防災対策や官民が連携できるような体制づくりに一層尽力してまいる所存です。

御前埼灯台は明治7年に建設され、今年で150周年を迎えます。令和3年に国の重要文化財に指定され、灯台周辺も整備されました。本年は記念式典の開催も予定されており、より一層皆さまから愛される灯台となってもらいたいと思っております。

教育面では、国の施策であるGIGAスクール構想を活用し、市内の小中学校におけるICT教育の推進や園児数の減少に伴う幼稚園・保育園の統廃合やこども園への移行などよりよい教育のための整備を進めてまいりました。市では無限の可能性をもつ子どもたちを今後も応援していきます。

本年度は「With Community Omaezaki(ウィズコミュニティオマエザキ)」を掲げてさまざまな事業を展開してまいりました。まちづくりふれあいトークも従来のように提案型のテーマで開催することができました。地域の皆さまからの熱い意見や要望を受け、さらに住民との対話を重視し、「協働によるまちづくり」を進めてまいります。

結びに、今年の干支は「辰」です。辰年は、万物が活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれています。20周年を迎える御前崎市がさらに大きく成長し、市民の皆さまにとっても幸多き1年となりますよう心から祈念申し上げまして年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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