◆バイクで観光を盛り上げる
#オマエザキライダー
▽御前崎をバイクの聖地に
セミの鳴き声が響き渡り、本格的な夏を迎えた7月28日、バイク好きが集う交流会「#オマエザキライダーミーティング」が開催された。御前崎渚の交番駐車場に70台以上のバイクが集結、夕日に向かってツーリングを開始した。「こんなにたくさんの人が集まり驚いた。バイクがもつ可能性に改めて感動した」と感嘆の声をあげるのは、主催のひとり夏目友実さん(下岬区)。ミーティングは、自身もライダーである友実さんが温めてきたアイデアのひとつだった。
▽ライダーに愛されるまちとは
「市内観光業を盛り上げ、まちを活気づけたい。バイクがその起爆剤になれば」と話すのはライダー仲間の松林千鳥さん(上岬区)。熱い思いをもつ彼女たちが所属する市観光協会未来部会で立ち上がったプロジェクトが「#オマエザキライダー」である。本市の誇る抜群のロケーションや観光スポットをライダーが堪能することで、ファンになってもらいたい。周囲の協力を得てさまざまな企画を実行していった。まずは、SNSによる情報発信、次に市内の観光名所を巡るスタンプラリーとステッカー販売、そしてミーティングの開催。魅力発信のため奮闘した。
同部会長の田中善通さん(白羽区)は、「この活動は来訪者だけでなく、地元の人も喜ぶ相乗効果で市内が活性化することを目指したい」と思い描く未来を話す。
「本市に訪れたライダーへ確実に魅力を届けたい。そこから家族や友人へ魅力が伝わり、ファンが増えていく。そうなれば観光はさらに盛り上がり、活気あふれるまちになるだろう」。そう語る3人の姿に市内観光の明るい未来が見えた。
・7月28日のミーティングの様子
・遠州夢咲牛レザーを使用したオリジナルステッカーは大好評
▽PROFILE
(左)まつばやし ちどり(上岬区・バイク歴5年)
民宿八潮の女将。好きな観光名所は灯台下広場。
(中)たなか よしみち(白羽区・バイク歴6年)
The Green Room INNを夫婦で経営。
好きな観光名所はあらさわふる里公園。
(右)なつめ ともみ(下岬区・バイク歴1年)
お宿なかにしの女将。好きな観光名所は日向子坂からの風景。
3人が中心となり「#オマエザキライダー」プロジェクトを推進している。
※詳しくは広報紙をご覧ください。
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