市民の安全と安心を守る まちの英雄消防団(2)

3／21

◆4月1日から新体制がスタート
▽8分団に再編し「方面隊」を創設します
昼夜問わず御前崎市の安全・安心を守る存在である消防団。近年多発する風水害や発生が危惧されている南海トラフ巨大地震に備え、消防団の必要性や重要性は高まっています。
しかし、本市の団員数は、合併当初400人以上だったのが、近年では280人を下回っており、団員不足が深刻な課題となっています。
そこで、分団の再編成と方面隊の創設を実施し、新たな枠組みで地域を守っていきます。これにより、出動体系の構築や指揮系統、情報収集などの円滑化を図るとともに、他分団との連携に柔軟な対応が可能になります。

▽第1方面隊
・1分団　池新田地区
・2分団　高松地区

▽第2方面隊
・3分団　新野地区
・4分団　朝比奈地区
・5分団　比木地区
・6分団　佐倉地区

▽第3方面隊
・7分団　白羽地区
・8分団　御前崎地区

▽女性隊
各地区の女性団員

◆消防団の活動
▽訓練・予防消防
平時には、火災・災害を想定した訓練を実施し、緊急時に備えています。
消防車での巡回や特別警戒など、住民への啓発活動「予防消防」を実施しています。

▽消火活動
市内で火災が発生した際は職場や自宅から迅速に駆けつけます。
消防団は各地域に拠点を置くため、消防署より先に消火活動を開始する場合もあります。

▽災害防御
地震や風水害が発生した際は行政・自治体と連携して避難誘導や救助活動などを実施します。
地域を知り尽くし、さまざまな職業から構成される消防団は、その知識と技術を生かして災害に対応します。

▽火災が発生したら
平時はそれぞれ仕事などをしている団員。いつ出動指令があるかわかりません。指令が発せられると、勤務先の了解を得て災害現場に駆けつけます。
1.火災発生出動指令
2.分団詰所に到着・準備
3.緊急出動
4.現場到着消火活動
5.分団詰所に戻り片付け

地域を知っているからこその、迅速な行動でまちを守る消防団。彼らがまちを守るために活動していることをお伝えします。
・消防団公式インスタグラム
※二次元コードは広報紙をご覧下さい。