◆消防団員の声
普段は社会や家庭で笑顔を見せる、いち市民。しかし、災害が発生すると一転、真剣な眼差しで活動する消防団員の“リアルな声”を届けます。
▽女性隊
難しく考えすぎず気軽にご参加ください
中島 千晶(ちあき)さん
団員歴1年/市内在勤26歳/カイロプラクター
四国出身で消防団活動には無縁だった私に務まるのか不安はありましたが、実際に災害があったときに備え、入団を決めました。消防学校での勉強会では火の怖さを改めて実感し、火の取り扱いにはより注意を払うようになりました。
女性隊は主に啓発活動を実施し、住民の皆さんの意識の向上に努めています。現在、女性隊は7人と少ないので、仲間が増えるとうれしいです‼
▽7分団
勇気を出して一歩踏み出してみよう
塚本 洋章(ひろあき)さん
団員歴8年/白羽区34歳/電気工事士
家で活動服に着替えると子どもが「今日は消防?頑張ってね」と応援してくれるので元気が出ます。
消防団には訓練が大変、厳しいというマイナスイメージがあるかもしれません。実際厳しいことが多いですが、それは活動に危険が伴うからです。苦労を共にする仲間との活動は楽しいです。地域貢献ができ、自身の成長のチャンスです。迷っているのならぜひ入団を!!
▽1分団
一緒に地域を守ろう
岡村 晃嗣(こうじ)さん
団員歴5年/本町31歳/靴販売員
地元の先輩に勧誘され、地域貢献ができると思い、入団しました。初めて火災を目の前にしたときの恐怖は忘れられません。消防士や地域と連携して消火できたときは、安堵感に浸ると同時に安全を守る大変さを実感しました。
消防団活動は1人ではできません。団員や地域との連携が不可欠です。このまちに住む一員として、一緒に地域を大切にしましょう‼
※分団名は令和6年4月1日からの区分です。
◆あなたのチカラを消防団に‼ information
あなたもまちの英雄になりませんか
▽入団条件
市内在住・在勤の心身ともに健康な18歳以上
▽報酬・福利厚生など
・非常勤特別職の地方公務員
・年額報酬のほか、出動や訓練に対する出動報酬を個人支給
・退職時には退職報奨金を個人支給
・公務災害補償・福祉共済の完備
・消防団活動に必要な被服、装備を貸与
◆目の前の大切な人を守ることの積み重ね
「まちを守る」というと、とても大きなことのように思うかもしれません。でも、そうではなくて、いざというとき自分のことはもちろん家族や友人など、目の前の大切な人を守るための行動の積み重ねだと思うんです。団員だけでなく、地域の皆さんの日々の小さな行動がまち全体を支えているのです。
消防団は住民を守るための組織として、地域との結びつきを大切にしています。「活動は大変そうだし、仕事や家庭との両立は無理」と思われがちですが、時代の変化に伴い活動も変化しています。団員一人一人が経験を積み、知識を共有しながら、地域の防災リーダーとして力を発揮してくれています。
安全・安心なまちづくりには一人でも多くの人の協力が必要です。消防団の仲間として、御前崎の暮らしを一緒に支えていきませんか?
あなたのチカラをお貸しください!
御前崎市消防団
増田 吉秀 団長
問合せ:消防総務課
【電話】0537-85-2655
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