◆現火葬場「南遠地区聖苑」の現状
本市の火葬業務は、牧之原市御前崎市広域施設組合(以下「牧御組合」)を組織し、牧之原市と共同運営しています。現火葬場(牧之原市菅ヶ谷)は、昭和56年の竣工から40年以上が経過しており、老朽化が進んでいることから、長期的な展望に基づいた対策が求められています。
◆広域的な新火葬場の整備に向けて
新たな火葬場の整備については、牧之原市、吉田町とともに協議を重ねてきました。新火葬場整備に関する基本的事項の協議が整ったことから、令和6年2月22日に牧之原市との間で「新火葬場整備等に伴う覚書」を締結しました。
同覚書において、新火葬場は吉田町牧之原市広域施設組合(以下「吉牧組合」)が運営し、御前崎市は吉牧組合に委託することとしていますが、実質2市1町による共同運営です。
整備予定地:牧之原市(川崎区内)
利用対象者:御前崎市、牧之原市および吉田町の住民
※令和11年度の供用開始を目指しています。詳細なスケジュールは決まり次第お知らせします。
◆建設費の負担割合
牧御組合と吉牧組合は、人口規模が同等であることから建設費の負担割合を【牧御組合50%・吉牧組合50%】としています。牧御組合が負担する50%のうち、御前崎市と牧之原市の負担割合は【人口割】としています。この結果、本市が負担する割合は、建設費の約30%となります。
▽2市1町共同運営と市単独で建設した場合の建設費の比較
◆新火葬場整備に伴い、御前崎市は牧之原市に対し、地域振興事業費1億5千万円を負担します。
※地域振興費…補償費に代わるもので、新火葬場の整備区域および隣接地域内で地域の課題解決などのために実施する事業費
[!]市民の皆さまが安心して利用できる火葬場を建設していきます。ご理解ご協力をお願いします。
照会:環境課
【電話】0537-85-1162
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