◆市民にスポーツの楽しさを伝える御前崎市スポーツ推進委員会
スポーツは、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすものであり、健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠である―。スポーツ基本法でうたわれているように、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人の権利である。御前崎市民へスポーツをする機会の提供に寄与しているのは「御前崎市スポーツ推進委員会」。各地区から選出された23人が市の委嘱を受け、市民のスポーツ活動を促進している。
▽先進的な取り組みを
スポーツ推進委員の活動は多岐にわたる。比較的負荷がかからず老若男女楽しめる軽スポーツの教室や大会の運営のほか、市駅伝大会などのイベント運営にも携わっている。また、市民へのアプローチ方法や新スポーツの習得など、知識や技術の向上にも余念がない。
同委員会では住民参加型に重点を置いており、教室や大会の開催が多いことも誇れるひとつ。2月に開催された東海地区4県の委員が一堂に会する研究会では、本市の取り組みを発表すると多くの参加者から参考になると絶賛された。
▽スポーツを楽しんでもらいたい
同委員会の委員長を務めるのは三原正明さん(大山)。三原委員長は「スポーツは年齢とともに新たに挑戦しにくく感じてしまうもの。近年話題になっているモルックやボッチャなど、老若男女楽しめるユニバーサルスポーツを取り入れ、裾野を広げていきたいですね」と笑顔を見せる。スポーツ協会や社会福祉協議会と連携し、スポーツ経験に捉われない基盤づくりに励んでいく。
本年度はデカスポテニスやフーバ、ファミリーバドミントンの教室などが開かれる予定。自分の健康のために一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
▽同委員会は40代~60代で構成されており、勤続年数は長い人で31年目。
60代~70代で構成される他自治体に比べて年齢層が若いことが特徴的だという。
活動に興味がある人は社会教育課まで。
【電話】0537-29-8735
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