◆貴重な水資源を守っていく
市と日本コカ・コーラ株式会社は7月23日、自然環境の保全に関する連携協定を締結しました。
これにより、両者は連携して地下水保全や森林保全、資源循環などに関する事業を推進していきます。同社サスティナビリティー推進部の田口美穂ディレクターは「飲料会社として水を大切に活動してきた。今後は共に水資源を守っていきましょう」と話しました。
◆郵便局と包括連携協定締結
市と日本郵便株式会社は7月30日、包括連携協定を締結しました。
住民サービスの向上や地域の活性化などを図ることが目的で、防災啓発や青少年健全育成、市の魅力発信などに取り組みます。同社東遠江地区連絡会統括局長の大村英行住吉郵便局長は、「地域内外と情報交換をしながら取り組んでいきます」と話しました。
◆防災について考えてみよう
有事の際、地域で活躍する子どもを育成する「防災キャンプ」が8月2日から3日にかけて、比木体育館で実施され、市内の小学5年生から中学生までの14人が参加しました。参加者は、ポリ袋を活用した夕食作りや段ボールベッドでの就寝など避難所生活を体験。上村奏大さん(東町)は「AEDの使い方や心臓マッサージの仕方を知ることができた」と話しました。
◆平和が続くように祈念する
戦没者追悼式・平和記念式典が8月15日、御前崎市民会館で執り行われ、遺族や関係者約120人が戦没者1052柱の冥福を祈りました。
式典では、先の大戦で祖国のために命をささげた人々の御霊(みたま)に対し、黙とうをささげました。遺族会の増田幹夫会長(新谷区)は「先人に感謝と追悼の意を忘れず平和を後世に伝えていく」と述べました。
◆国際交流事業に多大な貢献
市に公益目的で高額寄付をした株式会社望月塗工に紺綬褒章が贈られることとなり、7月22日、市役所で下村市長が増田樹代表取締役に伝達しました。
昨年の寄付額は1,000万円。同社は、1990年から毎年寄付を重ねており、総額3億4,600万円となりました。この寄付金は、主に小中高生の海外研修事業に役立てられています。
◆死亡事故ゼロ1000日達成
令和6年7月1日に市内における交通死亡事故ゼロ連続1000日を達成し、7月30日に静岡県交通安全対策協議会から表彰状と盾が贈られました。
本市は初めてこの記録を達成。現在、県内で継続中の記録では市の部最長となります。下村市長は「市民の意識の高さの表れだと感じる。今後もルールの順守とマナーの実践を呼び掛けていきます」と語りました。
◆今シーズン初のふ化を確認
御前崎市の砂浜に産卵された絶滅危惧種アカウミガメの卵が8月1日、今季初めてふ化しました。
今季初産卵の6月6日に保護した105個の卵から23頭の子ガメが誕生。ウミガメ保護監視員により海に放流されました。早朝5時30分ごろにふ化を発見した澤部春市保護監視員(広沢区)は、「ふ化を確認でき安心した。大きく成長してほしい」と目を細めました。
◆日本代表が市内で最終調整
8月17日に小笠山総合運動公園エコパスタジアムで開催されるアメリカ代表戦を控えた15人制ラグビー女子日本代表チームが、8月15日から18日にかけて静岡カントリー浜岡コースに宿泊し、試合に向けた最終調整をしました。15日に執り行われた歓迎式では長田いろは選手が「チームの強みを出して勝利をつかみたい」と意気込みを語りました。
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