◆なっとく!原子力とエネルギーのQ and A
Q.使用済み燃料はどうなるの?
A.原子力発電所で使用するウラン燃料は、4~5年のサイクルで新しい燃料と取り換えられます。使用済みとなった燃料内に含まれるウランなどの95~97%は再利用が可能であるため、再処理施設でウランやプルトニウムを抽出し、MOX 燃料として再利用します。この再処理で生じた高レベル放射性廃棄物はガラス原料と共に固められ、「ガラス固化体」として保管されます。ガラス固化体は30~50年間一時貯蔵した後に地層処分する計画です。
・使用済燃料を原子炉から取り出し、原子炉の隣にある燃料プールへ移動。
・燃料プール内の水を循環させて冷やしながら3年以上冷却。
・再処理工場へ搬出。化学反応を起こして再利用可能なウランやプルトニウムを抽出。
・残った高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)は冷却・貯蔵後に地層処分計画。
出典:中部電力株式会社ホームページ
※詳しくは広報紙をご覧ください。
問合せ:エネルギー政策課
【電話】0537-85-1134
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