未来に残したい御殿場の文化財

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名称：宝永のスギ(県指定天然記念物)
所在地：柴怒田135(子之神社)

●根廻り：11・0m
●目通り：7・2m
●樹高：33・0m
●枝張り：22・4m(東西)24・0m(南北)

宝永のスギは、柴怒田区の水田地帯の中にある子之神社の境内に立っています。宝永のスギは、なぜこう呼ばれるようになったのでしょう。
士山の噴火では、一体を火山灰などが覆い尽くしたにも関わらず、このスギは悠然と立ち続け、高い枝には火山灰が積もっていたことからこう呼ばれるようになったと言われています。
小田原藩への報告によると、当時柴怒田には、六尺(約180cm)から七尺(約210cm)の火山灰などが積もったそうです。
市内で最大級のこのスギは、小山のような迫力ある樹形を誇り、子之神社の御神木として崇められています。
また、葛飾北斎「富嶽三十六景」の「甲州三島越」のモチーフになったと考える研究者もいるようです。

●御殿場資料館
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