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自治体の皆さまへ

地域の安全・安心を支える(2)

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静岡県御殿場市

■地域の守り人case.2 交通指導員
市交通指導員会は、昭和47年2月に交通事故から子どもや交通弱者を守るという目的で発足した「市民間交通指導員会」が前身となっています。翌昭和48年4月に現在の名称に改称し、悲惨な交通事故が1件でも減るよう活動を行っています。
現在、約50人の交通指導員が在籍しています。交通指導員は市長から委嘱を受け、各校区で小・中学生が交通事故に遭わず安全に登校できるよう、1人ひとりに声を掛けながら見守る交通指導を行っています。
また、交通安全運動(季節ごと)、新入学児を交通事故から守る運動や交通安全教室(4月)、小学校交通安全リーダーと語る会(5月)、富士登山駅伝競走大会(8月)、御殿場市・小山町安全・安心大会(11月)など、年間を通して、様々な場所で誇りと使命感を持って活動しています。
この活動に興味のある人は、お気軽にお問い合わせください。

●TOPICS
年末の交通安全県民運動
12月15日(金)から31日(日)まで実施します。年末年始はお酒を飲む機会が多くなります。声を掛け合い絶対に飲酒運転をしない環境を作り、気を引き締めて交通ルールやマナーを守りましょう。

◇重点項目((4)は市重点)
(1)歩行者と自転車の安全確保
(2)夕暮れ時と夜間の交通事故防止
(3)飲酒運転等危険運転の根絶
(4)通勤・通学時の交通事故防止

●地域への恩返しを
勝村信一さん
私は元々、子ども会や地域の役で見守り活動に参加していました。役が終了した後も、地域への恩返しの気持ちを形にしたいと思い、交通指導員になりました。
道行く人たちの交通安全を守りながらも、子どもたちの笑顔や通勤をする人、車のドライバーなど、たくさんの人たちから元気をもらっています。例えば、毎朝顔を合わせる人が退職の日に初めて声を掛けてくれ「今までありがとう」とお礼を言われたことが心に残っています。
また、顔見知りとなったドライバーは巻き込み防止のための確認など、安全運転に気を遣ってくれるようになりました。
まだマナーを守らない自転車や車の運転を見かけます。行政と共に更なる交通安全を目指していきたいと思います。

●前例のない挑戦を
亀元美代子さん
私は会社を定年退職し、「富士岡っ子守り隊」として11年間活動していました。その折、地元地区が交通指導員選出の担当地区となり、何度かお声掛けを頂きました。最初は不安もありお断りしていましたが、子どもたちを交通事故から守るため、区のため、自分の健康のために頑張ろうと思い直し、引き受けました。
前例のない女性の私に務まるか不安や心配がありましたが、諸先輩方のご指導のもと、朝7時から8時まで活動しています。子ども達の登下校時間帯は車両が多く、交通事故に遭わないよう指導をしています。
子どもたちの元気の良いあいさつで、私も元気をもらっています。女性の皆さん、子どもたちを交通事故から守る活動を一緒にしませんか。よろしくお願いします。

問合せ:くらしの安全課
【電話】82-4123

問合せ:
消防本部警防課【電話】83-8151
くらしの安全課【電話】82-4123

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