御殿場GIGAスクール通信 vol.05

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市内小・中学校に1人1台端末(iPad)を整備し、令和3年度から授業などで本格的な活用がスタートしました。このコーナーでは、ICT教育に興味関心を持って頂くため、GIGAスクール構想の取り組みを紹介します。

■GIGAスクール構想の取り組みを紹介
◇AI※型ドリル「ラインズeライブラリアドバンス」って?
1人1台端末には、様々な教育用アプリやソフトが導入されています。その1つが、AI型ドリル「ラインズeライブラリアドバンス(通称：eライブラリ)」です。eライブラリは、小学校から中学校までの5教科+中学校実技教科の教材を収録したオンラインの学習支援サービスです。教材は毎年更新され、最新の教材で学習することが出来ます。
問題演習では、AIの働きにより、一人ひとりの学習状況に応じて苦手分野や誤りの多かった問題を出題するため、効率的に学習に取り組めます。また、苦手分野はもちろん、得意分野を伸ばすための問題も出題され、児童・生徒の自主的・主体的な学習につながっています。児童・生徒からは「自分の分からないところが分かる」「どこを復習すればよいか分かりやすい」という感想がありました。
また、これまでのプリントによるドリル学習では、採点を教師が行っていましたが、eライブラリでは、瞬時に自動採点が行われるため、より効率的な学習指導に役立っています。

■学校だけでなく自宅でも活用　～1人1台端末は生活の一部～
1人1台端末は、学校に限らず、自宅に持ち帰って使用できます。学校によっては、端末を使っての宿題や、欠席した児童・生徒への連絡などに活用しています。児童・生徒によっては、導入されている教育用アプリやソフトだけでなく、「NHK for school」という動画サイトを閲覧するなど、インターネットを使った調べ学習も容易に出来るようになりました。導入3年目を迎え、端末は特別な機械ではなく、学習においてなくてはならないものとなっており、児童・生徒たちの日常に溶け込んでいる様子が伺えます。学校では、端末が「使うと児童・生徒が喜ぶ」「使うから学習が楽しい」を通り越し、「文房具の一つ」「学習をするために必要なもの」となってきています。

問合せ：教育総務課
【電話】78-6233