輝かしい新春を迎え
心からお慶び申し上げます
明けましておめでとうございます。
令和6年の輝かしい新春を迎え、市民の皆様のご健勝を心からお慶び申し上げます。
旧年中は、市政に対し格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年は、いまだ惨劇が続く国際情勢、エネルギー資源高騰による物価高、急激な円安など、経済・社会状況の変化があった一方、5月には新型コロナウイルス感染症の位置付けが変更されたこともあり、日常生活は以前の活気を取り戻しつつあります。
そのような中、「市民とともに歩む情のある御殿場」の実現を目指し、「御殿場らしい人づくり、まちづくり」を着実に推進していく中で「富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏」の実現に向けた取り組み※をスタートさせました。市域の約56%を占める森林を守り育てるとともに、環境保全と経済活動の両立を図り、持続可能な地域の発展につなげてまいります。
また、令和5年10月8日を語呂合わせで「ごてんばの日」とし、一年を通じて様々な催しを開催しました。各所でのイベントなどは、人々に笑顔を与えただけではなく、本市が誇る水や食などの多彩な魅力を発信する機会ともなり、地場産業の振興につながりました。多くの方々のご参加のもと、「ごてんば」を市内外へ存分にアピールできたものと自負しております。
地域通貨「富士山Gコイン」を活用した施策では、マイナンバーカード保有者へのポイント付与、過去最大の51・08%のプレミアム付商品券の販売など、市内経済の活性化はもとより、デジタル社会の進展にも大きな効果がありました。今では市民の約半分が富士山Gコインを利用するまでに普及しました。今後も、ボランティア・イベント参加ポイントなど、市の施策と連動した活用を推進してまいります。
更に、官民連携で推進している「スポーツタウン御殿場」に関し、全国大会出場など、各競技で市民の活躍があった一年でした。特に未来を担う中学・高校生の躍動は、私自身も大変元気づけられました。去る12月には、第24回しずおか市町対抗駅伝大会において、本市代表チームが見事4年ぶり5度目の優勝を果たし、市民に多くの感動と勇気を与えました。
さて、令和6年も、引き続き将来都市像である「緑きらきら、人いきいき、交流都市御殿場」を目標として、本市のもつ豊かな自然をはじめ、あらゆる資源を最大限に生かすことにより、人々が集い、市民にとって希望と活力があふれるまちとするべく誠心誠意努めてまいります。
結びに、本年が市民の皆様一人ひとりにとりまして素晴らしい一年となりますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
市長
勝又正美
※脱炭素と地域経済の好循環を創出するため、国の「J-クレジット制度」と市独自のデジタル地域通貨「富士山Gコイン」を連携させる。地域課題の解決にもつながる国内の先進的モデルとなる取り組み。
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