来年には高齢者の5人に1人が認知症になると推計されています。そのため、誰もが当事者または介護者として認知症に関わる可能性があります。年代・性別関係なく、認知症を『自分事』として考えましょう。今回は新たな取り組み『チームオレンジ』を紹介します。
■「チームオレンジ」とは?
認知症の人や家族・サポーターなどの支援者で1つのチームとなり、認知症の人や家族の悩み・生活支援の希望などを早い段階から把握し支援するほか、イベントや通いの場の企画・運営の際に一緒に活動するなど、認知症の人の社会参加を後押しする仕組みです。「オレンジ」は、認知症支援のシンボルカラーです。
■市内に2つのチームオレンジが誕生しました!
既にある高齢者の居場所のうち、2カ所の通いの場でチームオレンジが立ち上がりました。運営者を中心に、認知症の人やそうでない人も一緒にイベントなどを考え、皆が活躍します。
◇《Team Orange》ふれんどカフェ
日時…月1回 第2火曜日 午前11 時~午後2時
会場…鮎沢公民館
料金…200 円
アットホームな雰囲気で、おしゃべり・囲碁・カラオケなど、その時の気分で皆さん自由に参加しています。また、各自、得意なことを生かしたり、披露したりすることもあります。
◇《Team Orange》昭和浪漫倶楽部
日時…月1回 第3水曜日 午前10 時~正午
会場…南海薬草館
料金…500 円(弁当代込み)
食が人生を豊かにすることから、主に『食』をテーマに開催しています。食に関するお気に入り本を朗読したり、「我が人生を語る会」で発表したりなど、皆で企画・運営しています。
問合せ:長寿福祉課
【電話】83-1463
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