平成23年3月に発生した東日本大震災。最大震度7を記録し、市でも震度5弱を記録するなど、未曽有の被害をもたらしました。
震源に近い福島県に、日本サッカー協会(以下、JFA)が運営する「JFAアカデミー福島(以下、アカデミー)」があります。ここは、サッカー選手のためのエリート教育・養成施設。将来の活躍を夢見る中高生が日々鍛錬を重ねています。
東日本大震災の発生により、生徒たちの状況は一変。福島第一原子力発電所の事故の影響で、活動休止を余儀なくされました。
JFAは、未来ある生徒たちのため、すぐに代わりの活動拠点を探し始め、静岡県、市、(株)時之栖などが、震災後わずか1カ月足らずの平成23年4月に受け入れを開始しました。
それから13年。今年4月に福島県へ帰還するまでの間、生徒たちは、たくさんの仲間や地域の人たちと関わり合いながら成長していきました。
これまでの13年間の歩みを振り返ると共に、この夏開催されるパリオリンピック・パラリンピックで活躍が期待される選手たちを紹介します。
問合せ:スポーツ交流課
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