未来に残したい 御殿場の文化財

9／19

名称：永塚の大杉(県指定天然記念物)
所在地：永塚
・根周　8.5m
・胸高直径　4.9m
・樹高　32.5m
・枝張り　14.8m(東西)/16.2m(南北)

永塚浅間神社の鳥居をくぐり石段を登ると、視界の右側に巨大な木の幹が飛び込んで来ます。見上げてもてっぺんが見えないほど太く高いこの木は、昭和35年に県の天然記念物に指定された「永塚の大杉」であり、永塚浅間神社の御神木となっています。　
塚の大杉は、「文杉(あやすぎ)」という品種で、市内では珍しい種類の杉だと言われています。
境内の他の木々を従えて、1本だけ10ⅿ余り飛び出している様子は、水田が広がる中でひと際目立ち、まさに「大杉」の名前にふさわしい姿をしています。
30ⅿを超える樹高は、人々を魅了するだけでなく、時には雷も引き寄せてしまい、樹冠部には落雷の傷がいくつも見られます。永塚の大杉を大切に守ってきた地元の人々は、雷の被害を少しでも減らしたいと考え、平成24年に県と市の補助を受けて避雷針を設置しました。

《御殿場資料館》
市ホームページ内にある文化財などを紹介するデジタルミュージアムです。詳しくはこちらをご覧ください。
※広報紙P.11に二次元コードを掲載しています。

問合せ：社会教育課
【電話】82-4319