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自治体の皆さまへ

年頭のご挨拶

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静岡県御殿場市

■輝かしい新春を迎え 心からお慶び申し上げます

新年明けましておめでとうございます。令和7年の輝かしい新春を迎え、市民の皆様のご健勝を心からお慶び申し上げます。
旧年中は、市政に対し格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、世界では、未だ惨劇が続くロシアによるウクライナ侵略など、国際情勢の緊迫度が増した年となりました。国内においては、元日に発生した能登半島地震をはじめ、全国各地での記録的豪雨や猛暑、物価高騰などにより我が国の経済社会が多大な影響を受けた一方で、コロナ禍からの回復が進む中、消費活動が活発化し、訪日外国人観光客数が過去最高を記録するなど、回復の兆しを感じた1年でもありました。

11月には、第25回しずおか市町対抗駅伝において、本市代表チームが強豪浜松市チームに次ぐ、堂々の第3位入賞を果たし、市民に多くの感動と勇気を与えました。選手の皆様をはじめ、ご家族様、関係される皆様に対しまして心から敬意と感謝を表します。この大会以外にも様々なイベントにおいて若者の活躍が目立った1年でした。

本年の干支は「巳」です。巳年は「再生」や「変革」を象徴する年とされております。当市にとっては「御殿場市制施行70周年」の記念すべき年であり、昨年4月に開催した「大相撲御殿場場所」を皮切りに、「ごてんばの日」記念事業など多くの記念事業を実施しております。3月には「市制施行70周年記念式典・イベント」を予定しており、市の魅力を広く発信いたします。日頃より市政にご尽力いただいております方々をはじめ、多くの皆様にお楽しみいただくと同時に、70周年という記念すべき節目を共に祝福し、盛り上げていただけたら幸いです。

一昨年から取り組む「御殿場型循環モデル」は、国のJ-クレジットを活用し、その売却益を地域通貨「富士山Gコイン」により市民活動などへのポイントとして還元するもので、環境と経済活動の循環を図り、持続可能な地域の発展を目指す取り組みです。昨年は、県内初となる森林由来のJ-クレジットが国の認証を経た後に、売買契約が成立し、いよいよこの取り組みが本格的にスタートしました。官民連携のもと、「御殿場型循環モデル」をさらに加速させ、本年も引き続き、富士山の麓からカーボンニュートラル、脱炭素と経済の好循環を牽引してまいります。

さらに、令和8年4月にオープンする「新市立図書館」、同年夏に完成予定の「木育」のシンボル施設「(仮称)富士山木のおもちゃ美術館」、そして「道の駅的施設」の整備など、本市における大型プロジェクトを着実に進めていく重要な1年となります。
どの施設も未来の御殿場を潤す魅力溢れる日本一の施設を目指し、力強く推進してまいります。

市長 勝又正美

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