日本赤十字は「苦しんでいる人を救いたい」という想いのもと、災害救護をはじめ、救急法の講習など多くの活動をしています。
ここでは、身近な赤十字の活動として、市赤十字奉仕団が行なっている様々なボランティア活動を紹介します。
◇市赤十字奉仕団とは
赤十字の使命に基づいたボランティア活動を通じて、地域社会を住み良くするために、市内在住の人々が集まって結成された組織です。すべての人々の幸せを願い、陰の力となって活動しています。災害時の炊き出しなどの担い手としての活動も期待されています。また、皆さんから頂いた寄付もこの活動に使われています。
[赤十字のシンボル]
「赤十字マーク」は赤十字の創設者の出身地・スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっています。
【01】知識・技術の向上を目指して
心肺蘇生とAED、救急法の講習を繰り返し受講しています。
また、近年、台風などの災害が頻発する中で、被害を少なくするために出来ること、避難所で生活する場合に気をつけたいことを学んでいます。ほかにも、日本赤十字社静岡県支部主催の講習会などに参加し、知識・技術の向上を目指しています。
【02】視察研修で災害の現状を学ぶ
令和6年度に熱海市を訪問し「熱海市赤十字奉仕団」と交流会を実施しました。
交流会では、令和3年7月に発生した熱海市土石流の被災者から生々しい被災の状況などを伺いました。
参加した団員からは「復興は少しずつ進んでいるが心の傷は癒えない、という被災者の言葉に一層胸が苦しくなる思い」との感想があり、貴重な体験となりました。
【03】炊き出しによる被災者支援
日本赤十字社静岡県支部は「炊き出し」を温かい食事を提供するだけではなく、被災者に寄り添う救護活動として位置付けています。令和6年3月には炊き出し器材を整備し、より多くの人に温かい食事を提供できる体制を整えました。
また、地域の炊き出し出張講座にも協力しています。
【04】献血会場で献血の呼び掛け
献血会場にて、献血の呼び掛け活動を行なっています。広報活動をしていると「薬を飲んでいるから献血できない」と言われることがあります。実際には、薬を服用していても、薬の種類や飲んでいる期間によっては献血できる場合があります。誤解を解き、より多くの人に協力してもらえるよう呼び掛けを行なっています。
◎チャットポッド(広報紙P.6の二次元コード)で献血が出来る状況か確認できます。
【05】NHK海外たすけあい運動などへの協力
御殿場駅周辺などでNHK 海外たすけあい街頭キャンペーンを実施しました。
ほかにも、ふれあい広場への出展などのイベント参加など様々な活動をしています。
【Check】奉仕団の広報紙を発行しています!
市赤十字奉仕団は、2月と8月の年2回、奉仕団の活動などを掲載した広報紙を発行しています。
社会福祉課窓口に配架してありますので、ぜひご覧ください。
◆〈団員からのメッセージ〉御殿場市赤十字奉仕団で一緒に活動しませんか
私たちは現在、団員55 人で活動をしています。団員同士も交流しながら「できることをできる範囲」で活動を楽しんでいます。また、赤十字の使命に基づいて活動する仲間が日本全国にいることも活動の励みです。
だれもが住みやすい地域社会を作るために身近な奉仕(ボランティア)活動を広げたいと私たち団員は願っています。私たちと一緒に活動しませんか。詳しくは、社会福祉課(日本赤十字社静岡県支部御殿場市地区)へお問い合わせください。
問合せ:社会福祉課(日本赤十字社静岡県支部御殿場市地区)
【電話】82-4136
<この記事についてアンケートにご協力ください。>