■保健師だより
◇本当に「加熱式たばこ」なら大丈夫?
加熱式たばこは、日本では10年程前から販売が開始され、現在多くの方が使用しています。たばこ葉やその加工品が直接燃焼する紙巻たばことは異なり、電気的に加熱することでエアロゾル(霧状)化したニコチンや、発生した化学物質を吸入するところが加熱式たばこの特徴です。
一般的に、加熱式たばこは紙巻たばこよりも有害物質が軽減されていると言われており、喫煙者本人や周囲の方への健康影響、臭いなどが少ないという期待から使い始める方が多いようです。化学成分の分析では、確かに加熱式たばこの主流煙(喫煙者が吸う煙)にはニコチン以外の有害化学物質の量が少ないと報告されていますが、一方で多くの種類の有害化学物質が含まれていることも示されています。本当に健康への影響が少ないのかどうかは、販売開始からの年月が浅いため、明らかになっていないのが現状です。
健康への影響を考えて加熱式たばこを使用している方は、今一度その使用について考え直してみませんか。
徳育:徳育保健センター(御所原)
大東:大東保健センター(三俣)
●各健診とも上記の日程で都合のよい日に受けてください。
※転入された方へ 高校3年生相当年齢以下の子どもがいる保護者の方で、まだ予防接種の手続きを済ませていない方は、母子健康手帳と保護者の本人確認書類を持って徳育保健センターへお越しください。
問合せ:
健診、講座の問い合わせ…健康医療課【電話】23-8111
子育てコンシェルジュへの相談…こども政策課【電話】21-1211
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