世界で輝け!掛川市出身アスリート

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■森下龍矢選手がサッカー日本代表に
○市出身選手が日本代表に選出
日本サッカー協会が5月25日、国際親善試合に臨む日本代表メンバーを発表。掛川市出身でJ1名古屋グランパスに所属する森下龍矢選手が日本代表に選出されました。掛川市出身の選手が日本代表(フル代表)に選ばれるのは初めてです。

○常に全力で挑戦
森下選手は、小学1年生から市内のサッカークラブ「掛川JFC」に所属し、ジュビロSS掛川、磐田ユースを経て、明治大学に進学。大学4年時には大学日本代表に選出され、世界大会では金メダルを獲得しました。
大学卒業後はプロサッカー選手としての挑戦の道を選び、令和2年にサガン鳥栖に入団。1年目からの活躍が多くのクラブの目に留まり、翌年名古屋グランパスに移籍しました。
短距離でも長距離でも落ちないスピードとスタミナが持ち味で、常に全力で本気。日本代表の森保一監督(掛川市生まれ)は「首位争いをしている名古屋グランパスで両サイドどちらもできる選手。ハードワークや上下動を高いレベルでこなし、攻守両面でチームの勝利に貢献している。五輪チームのときからしっかり成長している」と評価しています。
本気でプロサッカー選手を意識したのは高校2年生のとき。ジュビロ磐田の練習に初めて参加し、自身とプロサッカー選手との差を肌で感じました。そうした経験からオフシーズンにはサッカースクール「本気塾〜掛川“夢”プロジェクト〜」を主催し、地元サッカー選手の育成にも積極的に取り組んでいます。

○森下選手の活躍に今後も注目
森下選手は、6月15日のエルサルバドル戦に先発フル出場し、代表デビューを果たしました。左サイドを何度もアグレッシブに動き、周囲との好連携で日本代表に新たな風を吹かせました。森下選手の活躍に今後も目が離せません。

○森下選手コメント
掛川市のみなさま、日頃から熱い応援ありがとうございます。この度、長年の夢であった日本代表に選出されました。
サッカーに出会ったのは桜木幼稚園の園庭でした。それから20年以上経ちますが、今でもそのときの「サッカーが好きだ!」という気持ちは変わりません。もちろん、これまでに多くの失敗や挫折がありましたが、たくさんの方々にサポートいただき乗り越えることができました。その感謝をピッチの上で表現したいと思います。そして、日本のトッププレーヤーたちとともに、日本代表を勝利に導けるよう全力でプレーします。
また、現在、私が所属する名古屋グランパスはJリーグの優勝争いの最中です。
日本代表、名古屋グランパス両活動を通じて、掛川にゆかりのある方々に良いニュースを届けられるよう精一杯精進します!応援よろしくお願いします。

▽森下龍矢(もりしたりょうや)
所属：名古屋グランパス
ポジション：ディフェンダー
1997年4月11日生まれ
桜木小、桜が丘中卒業
経歴：掛川JFC01、ジュビロSS掛川、ジュビロ磐田U-18、明治大学、サガン鳥栖、名古屋グランパス
代表歴：U-18日本代表、ユニバーシアード日本代表、U-23日本代表、日本代表