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自治体の皆さまへ

暮らす環境について考えオーガニックという選択をしませんか

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静岡県掛川市

近年、さまざまな分野で求められている持続可能性。私たちの食を支える農業生産においても、環境負荷軽減の取り組みが求められています。農業を起点とした持続可能な社会の実現に向け、市は今年の4月に有機農業を地域ぐるみで推進する「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。

■オーガニックビレッジ宣言都市 掛川
国の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を技術革新で実現する「みどりの食料システム戦略」を国が策定したことを受け、市は、4月11日に「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。有機農業を推進し、環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指します。オーガニックビレッジ宣言をした市町村は、6月4日時点で全国に45あり、県内では掛川市のほか、藤枝市が宣言を行っています。

○オーガニックビレッジとは?
オーガニックビレッジは、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを進める市町村のことです。農業者、事業者、消費者それぞれの立場から、さまざまな活動をとおして理解を深め、地域で有機農業を支援していく取り組みです。

○掛川市の取り組み
・掛川市の有機農業面積の目標

「みどりの食料システム戦略」は、環境負荷の小さい農業の推進を通じて、持続可能な食料システムの構築を目指します。この戦略では、2050年までに国内の有機農業の取り組み面積を全農地の25%に拡大することを目標としています。
市では、令和9年までに取り組み面積を現状から3割以上増やすことを目標としています。栽培技術支援やモデル区画の整備といった生産現場の支援に加えて、学校給食で有機栽培したお茶を提供し、身近に感じてもらう機会を創出するほか、多くの方にオーガニックを知ってもらうためのマルシェ開催や販売経路の多様化などを通じて、多方面からの支援に取り組みます。

○暮らしを守る有機農業
有機農業は環境への負担を減らしていく農業であり、次のように定義されます。
・化学的に合成された肥料および農薬を使用しない
・遺伝子組み換え技術を利用しない
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する
私たちの社会は自然環境に大きく依存しています。環境にかかる負荷を減らしていくことは、私たちの日々の食に深くかかわっています。そして、私たちの暮らしを守ることにつながります。

○知ろう・食べよう有機食材
農家のみなさんの多大な努力によって実現してきた食の安全・安心。これからは私たちも、消費者の立場から食や、暮らす環境について考えなければなりません。「オーガニック」という選択は、私たちの住む環境や自然を守り、持続可能な暮らしにつながります。
まずは、食べることから、有機農業に触れてみませんか。

○有機農業の魅力発信中
・YouTube
・インスタ
・ホームページ
(※二次元コードは本紙またはPDF版でご確認ください。)

問合せ:
お茶振興課【電話】21-1216
農林課【電話】21-1147

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