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自治体の皆さまへ

かけがわこの人(117)

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静岡県掛川市

■おいしく食べて、心も体もハッピーに
子どもに無料で栄養のある食事や、団らんの場を提供する社会活動「こども食堂」。市内でこの取り組みを行うグループ『だれでもごはん』の代表を務めるのが八木さゆりさんです。
2か月に1回「こども食堂」を開催しています。開催場所は子どもが集まる場所を選んで実施。主に写真共有のSNS「インスタグラム」で情報発信を行っています。
八木さんがこの取り組みを始めたきっかけは、コロナ禍の子育てでした。変化した生活様式の閉塞感の中、どうしたら子どもや大人たちが食や交流を楽しむことができるのか考えました。その考えに合致したのが、団らんの場で色々な世代と交流できる「こども食堂」です。子どもらしさを発見できる場、悩みをシェアできる場づくりを目指しました。開放感や感染対策の視点から、屋外での開催を企画。賛同してくれた仲間とともに令和4年12月から活動をスタートさせました。
『だれでもごはん』で提供する料理は、有機野菜など全て地場産の物が使われ、毎回約10人のメンバーによって作られています。「食材から調味料までこだわって選び、メンバーみんなで愛情を込めて作っている。子どもたちに、できたてのおいしい食事を楽しんでほしい」と八木さんは話します。
今後について、また来たい場所として必要とされるように、多くの人においしい料理や、団らんの場を届けたいと語る八木さん。「まずは実績を重ね、効果的な開催場所の選定や、情報発信の方法を見つけていきたい」と話します。

▽だれでもごはん代表 八木さゆりさん(満水)
料理人だった父の影響で料理することや、ふるまうことを好む。
掛川の四季で育った食材を使った料理をふるまい、だれでも笑顔になるような居場所づくりを目指して活動を行う。

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