松ヶ岡(旧山﨑家住宅)主屋(おもや)の修復が完了

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松ヶ岡は、安政3年(1856)に豪商山﨑家の住宅として建てられ、明治11年(1878)11月には明治天皇の行在所(あんざいしょ)(宿泊所)として使用された歴史を持つ、貴重な文化財建造物です。
敷地内は堀を巡らした屋敷や庭園などの屋敷構えがよく残り、良質な空間を作り出しています。この松ヶ岡について、後世に永く伝えるとともに、市民活動の場として活用していくため、令和2年度から大規模な修復工事が進められています。
これまでの工事では、屋根瓦の葺(ふ)き替(か)えや傷んだ木部の修理、建物の傾きの修正などが行われ、令和5年6月末に主屋部分の工事が完了しました。松ヶ岡の整備はみなさまの寄付をもとに進められています。ご支援誠にありがとうございます。
現在は長屋門や米蔵の修復工事が進められています。令和6年度末には主要な建物の修復を終え、公開を行う予定です。

■毎月第4土曜日は一般公開
松ヶ岡では、毎月第4土曜日の午前10時から午後3時まで一般公開を行っています。8月の公開日は26日です。修復が完成した主屋をぜひご覧ください。

問合せ：文化・スポーツ振興課
【電話】21-1158