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自治体の皆さまへ

久保田市長の全力投球 第30回

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静岡県掛川市

■王将戦掛川対局はなぜ第6局か
明けましておめでとうございます。本年は、掛川城開門30周年という節目のすばらしい年です。みなさんと盛り上げていきたいと思います。

◇全国的な対局地誘致合戦
掛川市では、王将戦第1局を「二十歳の集い」と同日に開催するのが新年の恒例となっていたのですが、今年は3月9日から10日に第6局が開催される予定です。将棋界では「第1局が掛川で開催されない」ということにざわついているようです。
これには、将棋界をめぐる環境変化があります。藤井聡太さんというスーパースターの登場によって、開催地に名乗りをあげる自治体が近年激増しているのです。
今回、第1局の開催は栃木県大田原市ですが、昨年同市は第7局の予定でした(対局なし)。第2局は佐賀県上峰町、第3局は島根県大田市ですが、いずれも前年に5局以降だった開催地です。今年は、そうした開催地に配慮した結果なのでしょう。
基本的にどの開催地も「第4局まで」を希望します。なぜなら、7番勝負は先に4勝すれば以降の対局は開催されないからです。

◇両対局者を掛川城天守閣に
実は、令和3年の市長就任以降、東京の主催社を訪問するなど関係者とともに対局地誘致に力を入れています。昨年も厳しい情勢でしたが長年の関係者のみなさまのご尽力により、藤井さんと羽生善治九段の第1局というゴールデンカードを開催することができました。
今年は第1局の開催とはなりませんでしたが、15年連続で市内で王将戦を開催できることを大変うれしく思います。対局がない場合でも、代替のトークイベントなどがあるそうですよ。
今年は掛川城開門30周年。両対局者を市内を一望できる天守までお連れしたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いします。

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