■ユージン市へ感動的な初訪問
◇45周年を迎える姉妹都市交流
昭和54年に始まったユージン市との交流は、今年で45年を数えます。ふるさと、都会、海外の3つの土地勘をもった地球田舎人の理念を唱えた榛村純一市長の時代にこの交流が始まりました。この間に相互に訪問した人数は2千人を超えています。私も8月に初訪問することができました。
◇ヴィニス市長と朝食での会話
71歳の女性市長であるルーシー・ヴィニスさんの素敵なお宅にホームステイし、直接色々とお話しできたことは、忘れられない思い出となりました。
「タカシ、掛川で問題になってることは何?」「空き家が急増してきて、その対策に取り組んでいるよ。」「ユージンでは、住宅の数が足りなくて困っているわ。日本の鉄道はとても整っていてうらやましい。」
そんな会話を交わしました。私は、物価高や円安の中で、海外に出るハードルが上がっていることに触れつつ、掛川の若い世代にユージンの広大なオレゴン大学のフィールドや自然を感じてもらいたいと話しました。
姉妹都市を更に発展させていく共同宣誓書にサインし、姉妹都市委員会主催のディナーパーティを経てユージンを後にしました。
◇高校生たちに海外体験の機会を!
私は幸運にも29歳のとき英国に留学する機会がありました。英語で大変苦労しましたが、視野が広がり友人も増えました。
来年3月には高校生や中学生をユージンに派遣します。8月には別の姉妹都市コーニングにも中高生派遣を再開しました。今後も若い世代に素晴らしい海外体験の機会を作っていきます!
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