マイフレンドキャット掛川 代表
森澤 優さん(子隣)
静岡市出身。物心がつく頃には動物が大好きでした。三人姉妹の末っ子で、好奇心旺盛…だけど三日坊主(笑)失敗だらけの私だけど、ようやく『一生物』を見つけました。人と動物を笑顔にしたい、幸せにしたい。ここ(掛川)から始まる、私とアニマルストーリー!素敵な仲間たちとともに、『がんばれ小さな命』を未来へ。
■みんなで守り、つなぐ命
2022年4月に設立した、飼い主のいない猫の保護や譲渡活動などを行うボランティア団体「マイフレンドキャット掛川」。代表を務めるのが森澤優さんです。現在、約30人のメンバーとともに常時40匹以上の猫を保護し、昨年は約100匹の猫を、ともに暮らしてくれる里親さんの元へ譲渡しています。
森澤さんがこの活動を始めたきっかけは、とある猫との出会いでした。一緒に暮らしていた猫用のおやつを買いにペットショップへ行った際、売られずに譲渡先を探している猫を見つけました。繁殖用として生涯の大半を生きた猫で、体は大きな傷を負いボロボロでした。「誰の家族にもならずに生涯を終えてほしくない。迎え入れようと思いました。」と当時を振り返ります。
以前は藤枝に住んでいた森澤さん。掛川で保護される猫の相談が多く、より多くの猫が救えるかもしれないと考え、掛川への移住を決めました。マイフレンドキャット掛川を設立し、保護した猫はメンバーと協力しながらシェルターでお世話をしています。「譲渡が決まり、新しい家族とともに幸せに暮らしている様子を報告いただくことがとても嬉しい。大変だったことも全てが喜びに変わる。」と森澤さんは語ります。
活動の中で森澤さんは、猫を大切に思うことと同じくらい人のことを大切にしています。「メンバーや里親のみなさんに感謝しながら活動している。お互いに大事に思い合うことで、活動の幅が広がる。」1匹でも多くの猫を幸せにできるよう森澤さんたちの活動は続きます。
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