■本年を振り返って
前回の空き家対策のコラムに対して、掛川市が空き家の利活用に力を入れて移住者が来やすいまちづくりをPRしてほしい、と励ましの感想をいただきました。ありがとうございました。
12月ですので、本年を振り返りたいと思います。
◇掛川城30周年、大祭、掛川西高甲子園
掛川城天守閣が復元されてから30周年の記念行事や、3年に一度の市民芸術祭「かけがわ茶エンナーレ」にも多くの関係者にご協力いただき、無事開催することができました。前回がコロナ禍だったため、実質6年ぶりの開催となった掛川大祭も、暑い中でしたが盛り上がりました。さらに、掛川西高校が26年ぶりに夏の甲子園に出場し、60年ぶりに1勝を挙げたことに大興奮したのは私だけではないでしょう。
◇さまざまな政策が進みました
政策的には多死社会の会議を発足し、多角的な検討を開始しました。今年4月から始まった最大50万円の空き家除却事業費補助金は大人気で、6月に補正予算を組んで増額しました(空き家を壊す補助金が人気というのは喜んで良いのか分かりませんが…)。
また、今年は年頭から能登半島地震が発生し、夏に南海トラフ地震臨時情報が発令されるなど地震を経験した年でしたが、津波対策のための「掛川潮騒の杜海岸防災林強化事業」が約80%完成して事業完了に近づいたこと、さらに、市民意識調査で「掛川市は住みやすい」と回答した市民が過去最高の84%に達したことも嬉しく感じました。
さらには、カインズ掛川店などと連携して実施した「製品プラスチック回収実験」が静岡県ビジネスアワードに採択されたことは、ごみ減量に向け一層弾みがつきました。
◇来年は掛川市制20周年!
来年は、掛川市制20周年、つまり合併して20年の節目の年となります。市内全体が一緒になってお祝いできる行事を計画していますので、楽しみにしてくださいね!
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