令和3年9月号から隔月で寄稿させていただいた地域おこし協力隊通信も、あっという間に17回目。今回は地域おこし協力隊通信への思いについて触れたいと思います。
私が地域おこし協力隊着任当初、市民の方々とご挨拶をさせていただいた際に感じたことは「掛川の人は恥ずかしがり屋さん」だということです。私が着任の挨拶とともに「掛川良いところですね」と伝えると、照れながら「掛川何にもないよ〜」と返答をいただくことが印象的でした。ただ、そこから度々足を運んでいくうちに「実はこんな面白いスポットがあってね!」と掛川の好きなところを教えてもらいました。そこで私は、掛川市民の恥ずかしい気持ちを取っ払い、第一声から掛川の良いところを話してもらうことを目的に、ヨソモノ視点で掛川の良いところ、大好きなところを伝え、地域おこし協力隊としての活動内容も交えつつ寄稿してきました。
実はこの原稿の締め切りは発行の1か月半前。季節の移ろいを先読みして書くことに骨が折れそうになることもありました。その中でも、感想を伝えてくださったり、毎回連絡をくれる方がいたり、アイコンにしているイラストにいたずら書きをして読んでいることを伝えてくれる方がいたりと、リアクションをいただけることがうれしく励みになっていました。また、面識のない方でも、お会いした際に「もしかしてあの広報かけがわの!」とお声がけしてもらったこともありました。楽しく寄稿できたのは、今、これを読んでくださる方々のおかげです。
早いもので、あっという間に私の任期終了も迫り、この地域おこし協力隊通信を私が担当できるのも残り1回となりました。ヨソモノの視点も少しずつ薄れ、すっかり掛川の人になりつつある私ですが、掛川を大好きな思いは任期中にますます増していきました。「掛川良いところですね‼」
芳川 翠
問合せ:観光・シティプロモーション課
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