救急出動が今年も過去最多記録に迫る勢いで増加しています。
今後も高齢化が進むことで、救急件数は増えていくことが見込まれます。出動件数が増えると、救急車が現場に到着するまでに要する時間も延び、一刻を争う事態が発生したとき、救急隊の到着が遅れるおそれがあります。
■救急車は限りある資源
「救急車を呼んだ方がよいか」、「自分たちで病院に行った方がよいか」など判断に迷ったときは、全国版救急受診アプリ「Q助」や静岡こども救急電話相談「#8000」の利用をお勧めします。
大切な命を守るため、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
■体調不良の際は1階で休みましょう
体調が悪いときは、できるだけ下の階で寝ていただくことをお勧めしています。寝室が2階にあるという方も多いと思いますが、体調が悪いときに階段の上り下りは大変な上、場合によってはふらつきなどによる転落も起こり得ます。また、救急車に収容する際にも、上階から下ろすことは少なからず体に負担がかかります。
本人と介助する家族の安全のため、救急搬送時の体の負担軽減とスムーズな搬送のためにも、体調不良のときは下の階に寝るようにしましょう。ご協力をお願いします。
■こんなときはすぐに119番!
キーワードは「突然」です
・突然意識がなくなった、様子がおかしい
・突然の激しい頭痛
・突然体の片側に力が入らなくなった
・突然しゃべりにくくなった
・突然の激しい胸痛や締めつけられる痛み
・突然呼吸が苦しくなった
・大量の出血を伴うけが
■困ったときの連絡先
・小笠掛川急患診療所【電話】61-1299
平日夜間、日曜日・祝日・年末年始の日中
・中央消防署【電話】21-0119
・静岡こども救急電話相談【電話】#8000
・中東遠総合医療センター【電話】21-5555
■役立つ消防庁公式サイト・アプリ
◇救急車利用リーフレット
下記の二次元コードから「ためらわずに救急車を呼ぶべき症状」や「救急通報時のポイント」などを見ることができます。
◇全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
救急要請の判断がつかないときは、緊急度を素早く判定してくれるスマートフォンアプリ「Q助」をご活用ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
問合せ:中央消防署
【電話】21-0119
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