■掛川西高の26年ぶりの甲子園出場
この原稿は米国シアトル空港で書いています。姉妹都市であるユージン市へ向かう飛行機の乗り継ぎ待ちをしているのです。秘書担当からは、「アメリカに気を付けて行ってきてください。だけど原稿の締め切りは守ってくださいね」と優しい言葉をかけてもらいました。
◇日替わりヒーローと選手の成長
7月には母校の掛川西高校野球部の県大会決勝を草薙球場で応援し、胸が熱くなりました。
県大会では、試合を経るごとにその内容が充実し、日替わりヒーローが誕生するなど選手たちが成長している姿が印象的でした。特に決勝戦は、先制されても逆転し、追いつかれても勝ち越し、ダメ押しした打撃に加え、エースが2点に抑える力投という頼もしい展開でした。
私は掛川西高在校時の平成5年の夏に甲子園に応援に行くことができました。そのときの野球部で投手だった織部くんが東京から来てくれていたので、一緒に応援しました。平成5年の後は今の大石監督が主将として出場した平成10年が最後となっていましたので、今回が26年ぶりの甲子園です。
◇大応援団による一体感
この嬉しいニュースに掛川全体が大いに盛り上がりました。応援団や吹奏楽含め学校全体、地域全体で応援するスタンドや街の雰囲気、掛川市民みんなで戦っている一体感が私はたまらなく好きです。
8月10日の甲子園初戦に勝利したあとの15日の2回戦では接戦の末敗れました。チーム目標だったベスト8には届きませんでしたが、この度の60年ぶりの夏の甲子園勝利に勇気をいただきました。心から、感謝いたします!
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