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9月10日は「下水道の日」 美しく快適な生活環境を守るために

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静岡県掛川市

下水道が使用できるようになった区域の家庭は、下水道法と市条例により、下水道への接続が義務付けられています。水洗トイレは1年以内、くみ取りトイレは3年以内に水洗トイレに改造し、接続してください。
接続すると、蚊やハエなどの発生、道路側溝などから出る臭いを防げます。また、汚水が直接河川に流れなくなり、水質保全にもつながります。

■異物は詰まりなどの原因に
下水道にごみや油を流すと下水道管を詰まらせる原因になるだけでなく、マンホール内のポンプ機械の故障を招いたり、浄化センターの処理機能が損なわれたりします。一人ひとりがルールを守って下水道を正しく使用しましょう。

■流してはいけないもの
(1)紙類
ティッシュペーパーなど水に溶けにくい紙製品は、排水管が詰まる原因になります。
(2)布類
ポンプなどの機械にからみつき、故障の原因になります。
(3)油類
冷えて固まり、詰まりの原因となります。ラードなどの油は新聞紙や油を固める製品を使用し、燃えるごみとして処分してください。
(4)野菜くずや生ごみ
悪臭や詰まりの原因となります。三角コーナーやごみ受けネットなどを利用して取り除いてください。

■災害への備えに簡易トイレを
災害への備えには、食糧や水などだけでなく、「簡易トイレ」の備蓄も重要です。断水で水が止まったり、下水道管が破断したりすると、排せつ物を流せなくなる場合も生じます。災害時でもトイレを気持ちよく使うことができないと、体調を崩し病気も招く可能性があります。自分と家族を守るため「簡易トイレ」を家庭でも備蓄しましょう。

■10月1日は「浄化槽の日」
合併浄化槽への切り替えに補助金

◇合併浄化槽への切り替えに補助
単独浄化槽では、トイレの排水しか処理できず、台所や風呂、洗濯などの生活雑排水を未処理のまま放流しているため、河川や海を汚す原因となっています。
市は、美しい川や海を次世代の子どもたちに残すため、家庭から出る生活排水のほとんどを処理することができる合併浄化槽を設置する方に、予算の範囲内で補助金を交付しています。
補助を受けるためには、一定の条件があります。対象条件や区域などの詳細は、設置前に下水道課にお問い合わせください。

◇法律で定めた維持管理を
浄化槽の機能を十分に発揮させるため、浄化槽法に基づく保守点検、清掃、法定検査の3つを必ず行いましょう。検査機関から法定検査未受検者に対して、受検案内通知や電話による啓発を実施しています。お早めに、受検の申し込みをお願いします。

・法定検査
申込み・問合せ:(一財)静岡県生活科学検査センター
【電話】054-621-5030

・浄化槽の維持管理全般に関すること
問合せ:西部健康福祉センター環境課
【電話】0538-37-2250

合併浄化槽設置補助額

※8月号P6掲載の「みなさんの家庭での生活排水の処理方法を調べてみよう」を参考にしてください

問合せ:下水道課
【電話】21-1170

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