■収穫体験と給食への贈呈
子どもたちに地元特産の治郎柿について、おいしさや育て方などを知ってもらおうと、JA遠州中央森町柿部会(小澤芳巳会長)が収穫体験と学校給食への贈呈を行いました。
10月25日、宮園小3年生が学校近くの柿園で、柿の見分け方を教えてもらい、採果ばさみで丁寧に摘み取りました。
11月13日、小澤会長が教育委員会を訪れ、野口教育長に学校給食用の柿を贈呈しました。
■110回目の献上柿
皇室献上次郎柿の採果と箱詰め作業が11月7日に行われました。太田知のりひろ宏さん(南町)の柿園から採果した柿とJA遠州中央森町柿部会員の柿園から集荷された合計640個の柿から、厳選した160個を丁寧に箱に梱包し、宮内庁に発送しました。
太田さんは今年の次郎柿について「夏の猛暑の影響で収穫量は少ないが、大きさは平年並みで甘みは乗っている」と話しました。
■柿の収穫に感謝!次郎柿ワインの完成祈願
森町治郎柿原木保存会と森町次郎柿ワイン推進協議会は11月10日、「治郎柿原木収穫感謝祭及び次郎柿ワイン完成祈願祭」を森町商工会で開きました。
栄町上にある甘柿の代表種「次郎柿」の原木は県指定天然記念物。関係者たちは、全員で原木のある方向に拝礼し、今年の収穫に感謝しました。続いて、次郎柿ワインの完成を祈願。製造発売24年を迎え、今年は約2100本の次郎柿ワインを製造し、12月22日から町内の酒販店で販売が行われます。
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