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消防団入退団式~河口誉新団長の下、新たな体制でスタート~

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静岡県森町

令和5年度森町消防団入退団式が4月2日、森町文化会館で行われ、新入団員25名などに辞令の交付と、満期退団者44名へ感謝状が贈呈されました。式典では、河口誉団長が満期退団者に対して「長年にわたる消防団活動、本当にありがとうございました。令和4年度は様々な災害に立ち向かっていただき、後輩団員に消防団のやりがいを示してくれました。今後は地域消防の要として活躍に期待しています」と話し、新入団員には「一日も早く現場で活躍できるよう訓練に励み、多くの仲間をつくってください」と激励しました。退団者を代表して前団長の榊原雄太さんは「消防団は人を育て成長させる組織であり、私自身も成長させていただいた。本当に感謝しています」と挨拶しました。今年度は、本部・分団あわせて309名体制で取り組みます。

今年度の本部役員は次のとおりです。(敬称略)
〔団長〕:河口誉
〔副団長〕:佐野泰隆、山口勝也、鈴木丞
〔指導本部長〕:渡辺祐太、太田憲吾、西田伸二、鈴木義直、相羽基裕
〔本部長〕:山口貴雅、葉山実、栗田強介、鈴木智幸、鈴木一生、小野田大敬、天野雄太、町田正孝、渡邉将人、中川恭兵

■森町消防団 分団長の抱負と決意
地域の安全安心を守る森町消防団。今年度から新たに就任された各分団長の皆さんに、消防団活動を通して活躍されるにあたっての抱負と決意を伺いました。

□第1分団長 川分団長 崎光さん(田能)
団員数が年々減少し、大変な面もありますが、森町の安心安全を守ることができる組織づくりを実施していきます。

□第2分団長 髙柳友聖さん(新町)
第2分団は、各団員に正しい消防知識・技術を身に付けてもらい、地域の皆様の安心安全を守れる組織にしていきたいと思います。

□第3分団長 鈴木山之さん(赤根)
第3分団は、少数精鋭部隊を目指し、消防技術の向上のために訓練を行い、地域の安全・安心を守る組織を作ります。

□第4分団長 中川岳也さん(円田)
先輩方が築いてきた良き伝統を継承し、団員一丸となり、地域の安心安全を守れる組織作りを行います。

□第5分団長 田原高次さん(北戸綿)
昨年度は有事が多発した年で、先輩方の教えのおかげで一致団結した活動ができました。これからも地域防災の要として努力していきます。

■第24代目の森町消防団長
河口誉さん(川久保)
4月から森町消防団長に就任された河口誉さんに消防団活動の抱負などを伺いました。
*平成20年4月、森町消防団第2分団(森)に入団。周囲からの厚い信頼を得て、平成28年4月から本部役員に。副団長を5年務めたのち、今年4月から消防団長に就任。42歳。

Q.団長就任にあたっての決意は
私は、団長就任にあたり「未来に繋ぐ住みよい森町」を目的とし、消防団活動にあたりたいと考えています。諸先輩方が、時代に合わせ柔軟に変化をさせ受け継がれてきた森町消防団を「未来に繋ぐ」ことは、大きな課題であり、使命だと思います。
様々な災害に柔軟に対応できる現場力、どうしたらよいか自主的に考え行動する。
このことにより、災害を起こさない、災害を最小限にくい止められる組織と団員を育て「住みよい森町」を消防団の立場から作っていきたいと考えています。

Q.趣味はありますか
ソロキャンプに行くのが大好きです。
普段は川根本町や浜松市でキャンプをすることが多いですが、富士五湖周辺でのキャンプは格別。焚き火をしながら、のんびりお酒を飲む時間を楽しんでいます。キャンプをしながら、旅行にも行ってみたいです。

Q.これまでの活動の思い出は
一番の思い出は、何と言っても平成29年度に行われ、森町が小型ポンプ操法で出場した静岡県消防操法大会です。この大会は、森町消防団の本部役員として、また、磐周支部教育訓練指導員の立場で、操法の指導にあたらせていただきました。選手の選考に始まり、訓練計画、そして指導。選手達に勝たせてあげたいという一心で、同期の本部役員と毎日のように連絡を取り合い、工夫をし、夢中になって活動をしていたことを今でも鮮明に覚えています。結果、勝たせてあげることは出来ませんでしたが、当時一緒に大会に挑んだ選手や教育訓練指導員、本部役員の皆様のおかげで、とても貴重な経験をさせていただきました。

Q.活動への抱負、団員に望むことは
私が消防団活動で大切にしたい事は、3つあります。
「地域に密着した活動」「自主性」「柔軟性のある現場力」です。各分団によって地域性が異なり、地域から求められる活動が違います。地域としっかりコミュニケーションを取り、自分たちが求められていること、自分達に何ができるのか、何が足りないのかなど、自主的に考えて行動をして欲しいと思います。消防団を取り巻く環境が大きく変化をしている近年では、消防団の原点である地域密着と自主性を意識し、時代に合った活動が大切だと思います。また、災害現場においては、固定観念に捕らわれず、様々な視点から災害現場を観察し、より安全で確実な活動が出来るようになって欲しいです。

Q.町民のみなさんにひとこと
地域の方に寄り添い、いざという時、頼りになる組織でありたいと思います。
活動している団員を見かけましたら、是非声を掛け、地域の事をお話ししていただきたいです。声を掛けていただくことで、団員の励みになり、お話ししていただくことで、災害時の判断材料となると思います。本年度も森町消防団をよろしくお願いいたします。

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