〈特集〉台風2号の被災と復旧の状況について

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6月2日から3日にかけて、活発な梅雨前線と台風2号の接近により線状降水帯が発生し、森町では大河内で累積雨量517ミリメートルを観測するなど、累積雨量が昨年の台風15号を上回る記録的な豪雨となりました。道路への倒木や崩土、冠水、排水施設や農地への土砂の流入など、様々な被害をもたらしました。主な被害状況は左表のとおりです。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

●主な通行規制(6月30日現在)
・県道袋井春野線[片側交互通行]
規制箇所：黒石地内
・県道大河内森線[片側交互通行]
規制箇所：鍛治島地内

■町民の皆さまへ
町長　太田康雄
今回の大雨により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
昨年9月の台風15号被害からの復旧工事を進めている中、再び豪雨により町内各所で甚大な被害に見舞われてしまいました。
前回と同じく人的被害が無かったことは不幸中の幸いであり、住民の皆さまの早めの避難などの適切な行動によるものと感謝申し上げます。
被災当初は県道、町道のいくつかの箇所で通行止めとさせていただきましたが、地域住民、県、事業者など関係者のご尽力により、現在主要な道路の通行止めは解除されました。
また、停電や断水などでご不便をおかけしましたが、これらも全て解消されています。
町民の皆さまのご理解、ご協力に重ねてお礼申し上げます。
町では、崩土や倒木、土砂の撤去や浚渫、測量設計などを早急に実施するため、一般会計補正予算2億7,260万円を6月30日に専決処分しました。
今後、工事費についても補正予算を編成して復旧を進めていきますが、工事に相当期間を要する箇所もありますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
なお、被災箇所や仮復旧を施工した箇所には危険が伴いますので、不用意に近づかないように、十分な注意をお願いします。

問合せ：役場防災課
【電話】85-6302