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令和5年度決算報告「わがまちの家計簿をお知らせします」

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静岡県森町

令和5年度の一般会計などの決算が、町議会9月定例会で認定されました。これは、皆さんに納めていただいた税金や国・県からの交付金などがどのくらい入り、また、どのように使われたかという町の1年間の家計簿に当たります。

■一般会計

□歳入総額は111億円
歳入では、県支出金が令和4年台風15号および令和5年台風2号による災害関連経費の増に伴い増加し、対前年度比45.9%増の7億7,466万円となり、繰入金が財政調整基金の取崩し増により対前年度比495.6%増の7億7,029万円となりました。総額では、対前年度比3.8%増の111億3,731万円でした。

□歳出総額は102億円
歳出では、商工費がプレミアム商品券発行事業などの新型コロナウイルス感染症対策経費などが完了した等により減少し、対前年度比23.8%減の2億378万円となり、災害復旧費が令和4年台風15号および令和5年台風2号の被災における復旧事業で増加し、対前年度比49.0%増の7億2,485万円となりました。総額では、対前年度比3.2%増の102億4,790万円でした。

□まとめ
近年台風などの豪雨災害からの復旧費用が増加し、町の貯金である財政調整基金を取り崩して対応しています。
今後も限られた財源を有効に活用し、健全な行財政運営に取り組むとともに、ふるさと応援基金を活用した新たな事業にチャレンジします。

□都市計画税の使途
町税のうち都市計画税は、4,801万円で、町の街路、公園、下水道事業などの都市計画事業費7億4,376万円の一部として活用されています。

□森林環境譲与税の使途
地方譲与税のうち森林環境譲与税は、2,497万円で、そのうち587万円が森林環境教育推進事業、林道補修や庁舎の木質化事業に活用され、1,050万円が公益的機能向上森林整備業務、インフラ保全森林整備業務の財源として繰り越されました。残額860万円は、森林環境整備促進基金へ積み立てました。

□町の財政状況を町民一人当たりの支払状況に例えると次のようになります。
[支出]
食費(人件費)…85千円
家族の医療費(扶助費)…81千円
光熱費など雑費(物件費・補助費など)…198千円
車などの修理代(維持補修費)…6千円
家の増築・改修(投資的経費)…104千円
子どもへの仕送り(他会計への繰出金)…56千円
ローンの返済(公債費)…54千円
貯金(積立金)…17千円

合計…601千円

貯金残高…223千円
ローン残高…512千円

※人口は、17,018人として計算しています(令和6年9月1日現在)。
※千円未満については、調整しています。

■特別会計(単位:千円)

■財政健全化判断比率
下のグラフは森町の財政運営の健全性を示したものであり、森町は全ての指標で健全化の基準を満たしており、町財政は健全といえます。

■公営企業会計(損益計算書)(単位:千円)
□公立森町病院事業
利用状況:
入院 40,310人(1日平均110.1人)
外来 82,702人(1日平均340.3人)

・医業収益 2,612,700
・医業費用 2,966,593
[医業利益]△353,893

・医業外収益 357,602
・医業外費用 132,339
(医業外収益-医業外費用)225,263
[経常利益]△128,631

・特別利益 3,275
・特別損失 12,699
(特別利益-特別損失)△9,424
[当年度純利益]△138,054

・前年度繰越欠損金 2,977,041
・当年度未処理欠損金 3,115,095

□森町水道事業
利用状況:
給水人数 15,443人
給水戸数 6,319戸
総給水量 2,186,742m3

・営業収益 286,469
・営業費用 308,854
[営業利益]△22,385

・営業外収益 59,486
・営業外費用 7,997
(営業外収益-営業外費用)51,489
[経常利益]29,104

[当年度純利益]29,104

・前年度繰越利益剰余金 123,311
・その他未処分利益剰余金変動額 0
・当年度未処分利益剰余金 152,415

問合せ:役場財政課財政係
【電話】85-6306

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