■台湾の小学生と交流したよ
10月11日日、森小で台湾の小学生との交流会が開催され、5年生69人が、台湾の仕隆(しりゅう)国民小の5年生とオンラインで交流しました。平成26年に森町が鈴木藤三郎顕彰100年事業として台湾を訪問して以来、民間交流が進められ、今回の交流会が実現しました。両校がオンラインでつながると、森小児童らは事前に練習した台湾の言葉で「ニイハオ!」と元気に挨拶。その後、両校の児童は、写真を見せながら、それぞれの地域の文化などを紹介し、交流を深めました。
■森町ライオンズクラブがフードドライブを実施
10月13日日、森町ライオンズクラブ事務所でフードドライブ活動が行われました。余剰食品を持ち寄り、支援が必要な人たちに配る「フードドライブ事業」の一環で、会員が家庭や企業、団体などに呼びかけを行い、磐田、森町、袋井のライオンズクラブが統一事業として取り組みました。会員を代表して辻克美さん(赤根)が、集められた食品をNPO法人「フードバンクふじのくに」に寄贈。辻さんは「食品ロスを削減し、本当に必要としている人のところに届いてくれたらうれしい」と話しました。
■豊田合成(株)森町工場が納涼祭の収益金を寄附
10月15日、豊田合成株式会社森町工場から寄附金が贈呈されました。森町工場の砂谷庄一郎工場長と労働組合森町支部の大城健司支部委員長日、豊田合成株式会社森町工場から寄附金が贈呈されました。森町工場の砂谷庄一郎工場長と労働組合森町支部の大城健司支部委員長が太田町長を訪れ、7月20日に同工場で行われた「第38回森町工場納涼祭」のチャリティバザーの収益金を太田町長に手渡しました。砂谷さんは「社員だけでなく地域の方々にも納涼祭に来ていただくことができ、今年の来場者数は千人を超えた。地域とのつながりを大切に、今後も継続して納涼祭を開催したい」と話しました。
■藤江勝太郎のふるさとを訪ねて
10月22日、台湾の農業部茶及飲料作物改良場の蘇宗振(スーゾンジェン)場長らが来町しました。蘇(スー)場長らは、茶業視察のために来日し、茶及飲料作物改良場の前身「台湾総督府附属製茶試験場」の創始者である、藤江勝太郎のふるさと森町にも立ち寄りました。太田町長から蘇(スー)場長へ、かつて静岡県から烏龍茶(ウーロン)を輸出する際に使用されていた蘭字(らんじ)(ラベル)を額に収めたものが記念に贈られました。太田町長を訪問後の一行は、藤江勝太郎の生家や小國神社に植えられている台湾ゆかりの桜「寒緋桜(かんひざくら)」などを見学しました。
■不用品リユースへ 連携協定締結
10月22日、森町・磐田市・袋井市・ほか2組合と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都)の6者間連携リユース事業協定締結式が行われました。同社が運営する「おいくら」では、利用者がインターネット上で家電製品や家具、衣類などの査定を依頼すると、複数のリユースショップの買取り価格や引渡し方法を比較することができます。町では、「おいくら」を活用して、不用品を捨てずに再利用する「リユース」を推進し、官民連携による循環型社会の形成を目指していきます。
■チューリップで花いっぱいの学校に
10月23日、森町ライオンズクラブからチューリップの球根が贈呈されました。一木宏之会長が野口教育長を訪れ、町内の保育園や幼稚園、小中学校にチューリップの球根約2,100個を寄贈しました。昭和52年から「花いっぱい運動」として同クラブが毎年続けている活動です。一木会長は「来春の入園、入学式がチューリップで彩られることを願っています」と目録を手渡すと、野口教育長は「花のある環境は、子どもたちの心の環境づくりにプラスになる。大切に育てていきます」と話しました。
■SOSの出し方を学ぼう
10月25日、森中で「SOSの出し方教育講座」が開催されました。多感な思春期の子どもたちに自らの命の大切さを知ってもらおうと、精神保健福祉士・リハビリテーション体育士の曽布川訓子さんを講師に招き「自分も周りの人も大事にするために」をテーマに学びました。曽布川さんは、SOSを出した方がいい症状の具体例や、相談できる場所について説明し「自分の気持ちを大切に、命を終わりにしようとするくらいなら、逃げたり、やめたり、休んだりしてください」と呼びかけました。
■乳幼児の心肺蘇(そ)生法を学ぼう
10月30日、プティ森町園で赤十字講習が開催されました。日本赤十字静岡県支部のボランティア指導員が講師となり、プティ森町園の保育士が乳幼児の心肺蘇(そ)生について学びました。子どもに起こりやすい事故や、その予防方法などを座学で学んだ後、訓練用の人形やAEDを使用した心肺蘇(そ)生法を体験しました。参加者からは「子どもの命を預かる身として、定期的に研修を受ける必要性を実感した。事故がないことが一番だが、万が一に備えたい」との感想が聞かれました。
■お茶の仕上げ技術を競う
11月6日、森町茶業センターで「第59回森の茶仕上品評会」が開催されました。町内茶商から「森の誉」に30点、「森の香」に点が出品され、お茶の仕上げ技術を競いました。外観、香り、水色、滋味の観点で、市場関係者による厳正な審査が行われました。上位成績者は、次のとおりです。(敬称略)
総合優勝:(有)太田茶店
優秀賞:(株)おさだ製茶
森の誉:
優等 (有)太田茶店
一等一席 (株)おさだ製茶
森の香:
優等 (有)太田茶店
一等一席 (有)太田茶店
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