地域おこし協力隊の佐野です。山間地域では、先達(せんだつ)が子孫のために「食べるに困らないように」と植えてきた樹木をよく見つけ感動します。しかし、柿やみかんが収穫されず、熟した実が地面に落ちているのを見かけます。見た目は悪いかもしれないけれど、自然の力強い味が詰まっています。何か形にできないかと考え、干し柿作りなどを行ってきました。昨年は初めての試みで、ブルーベリー、栗(くり)、キウイで三種類のジャムを作り販売しました。先祖からのバトンを、未来へつなぐ一つの方法になれば良いなと思います。
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