■介護保険を取り巻く現状
介護保険とは、40歳以上の方を被保険者とし、介護が必要になったときに必要な介護サービスを受けることができる制度です。介護保険の財源は、公費と保険料で半分ずつ負担しています。
森町の総人口は年々減少しており、65歳以上の第1号被保険者人口についても、令和8年度以降、減少に転じると予測しています。一方、75歳以上の人口は引き続き増加していくと見込んでいて、高齢になるほど介護サービスの需要は大きくなることから、介護給付費は増加する傾向にあります。
推計によると、令和8年度の森町の第1号被保険者数は6,283人、要介護認定者数は1,065人、介護給付費等は23.2億円へと増加することが見込まれます(別図のとおり)。
介護保険料の財源(令和6~8年度)
(注)令和3~4年度は実績数値、令和5年度は実績見込数値、令和6~8年度は計画数値
■介護保険料の見直し
これらを踏まえ、町では、介護保険事業を安定的に運営するため、令和6年度から8年度までの介護保険事業計画の策定に併せて、65歳以上の皆さんの介護保険料を見直しました。
また、国では、介護保険制度の持続可能性を確保する観点から、所得段階を現行の「9段階以上」から「13段階以上」に増やし、所得の低い方の介護保険料の上昇率を抑えるなどの見直しが行われたため、町でも同様の改正を行いました。
所得段階による介護保険料額
※第1~第3段階の保険料については、公費による軽減措置が実施されるため、保険料年額は( )内の金額となります。
問合せ:役場福祉課介護保険係
【電話】86-6341
<この記事についてアンケートにご協力ください。>