現在、森町では空き家が増加しています。空き家が増えるということは、人が減り、地域のにぎわいもなくなっていくことにつながります。
町では、空き家の増加と人口減少の対策として、町外からの移住者や町内の定住者を増やし、空き家の利活用を進める取組を行っています。
その一つとして、空き家の所有者と利活用希望者をつなげる「森町移住定住促進空き家・空き地バンク制度」があります。また、バンク登録を促進するため「空き家等利活用推進支援補助金」を設け、空き家の無料相談会を開催しています。
年に数回利用したり、物置として利用したりしていても、普段住んでいなければ、それは空き家です。
空き家や将来空き家になる可能性のある家についても、お気軽にご相談ください。早い段階から、我が家の未来について考えておくことが大切です。
■森町空き家・空き地バンク制度
◎お互いの条件が一致したら契約
※町は交渉及び契約などの仲介行為は一切行いません。
■空き家等利活用推進支援補助金
「森町空き家・空き地バンク」に登録可能な空き物件の残置物処分に掛かる費用や改修に掛かる費用を補助します。
対象者:空き家物件の所有者、購入者又は賃借者
限度額:
残置物処分…10万円
改修工事…30万円
※詳しい条件や手続については、町のホームページをご覧いただくか、定住推進課までご連絡ください。
■空家等管理活用支援法人の指定について
町では、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、町が取り組む空き家対策施策の補完的な役割を担っていただくために「一般社団法人モリマチリノベーション」を森町空家等管理活用支援法人に指定しました。所有者からの相談、空き家等の管理活用に必要な援助や調査研究、空き家対策に関する普及啓発などを行います。
◆我が家の将来について話し合う機会を作りましょう
家は人が使わないと、数年で一気に劣化が進み、資産価値が下がり、大きな修理が必要になります。大事な家を空き家にしないために、また、これまで守ってくれていた家に恩返しするためにも、これからどのように管理し、どのように最期を迎えてもらうのか家族や親戚と早い段階から話し合っておくことが大切です。町では、我が家の将来について話し合うためのコミュニケーションツールとして、決断シートを作りました。「空き家になったらどうすればいいの?」「なぜ空き家になってしまってからでは遅いの?」などの疑問を明確にするために、まずはご家族で「決断シート」を使って話し合ってみませんか?
定住推進課まで気軽にご相談ください。
問合せ:役場定住推進課(別館2階)
【電話】85-6321
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