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今年も大人気!森のとうもろこし

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静岡県森町

◆森のとうもろこしを栽培する 伊藤拓摩さんにお話を聞きました
伊藤拓摩さん(35歳・大鳥居)
平成30年9月に国の補助金を活用した2年間の農業研修を経て、令和2年8月に独立
「ひなた農園」という屋号で、5月下旬から7月中旬までとうもろこしの直売所を営んでいる。
森町消防団に所属し、第1分団副分団長としても活躍

■森のとうもろこしについて
森のとうもろこしは、抜群の甘みと粒の柔らかさが特長で、粒の皮が薄く一般的なメロンよりも糖度が高いため、フルーツコーンと呼ばれています。近年は、テレビや新聞など多くのメディアに取り上げられ、全国にファンを持つ森町の特産品の一つです。
遠州中央農協が運営する農産物直売所「森の市」をはじめ、町内には30か所を超える直売所があります。とうもろこしは収穫直後が一番甘いと言われていて、時間が経つほど糖度が下がっていきます。より甘くて新鮮なとうもろこしを手に入れるために、早朝から多くの人で賑(にぎ)わう直売所の風景は、初夏の森町の風物詩となっています。

■収穫期の1日のスケジュールを聞きました
1:00 起床
2:00 収穫開始
[収穫・調整作業]
・とうもろこしのひげとり
・実の部分に虫がいないか確認
・大きさごとに仕分ける作業 など
8:00 直売所開店
11:00 直売所閉店
12:00 昼休憩
13:00 畑作業
[管理作業]
・消毒や追肥・草刈り等のほ場管理
15:00 自宅で作業
・翌日以降の予約の確認
・地方発送用の送り状作成 など
17:00 終業
20:00 就寝

■インタビュー
□森のとうもろこしの魅力は?
森町は、昼と夜の寒暖差があるので糖度が上がりやすく甘いとうもろこしができます。水田を3倍活用して、定植時期をほ場ごとにずらしながら、お米・レタス・スイートコーンを栽培するのでコストを抑えて生産できることが魅力です。

□森町の農業に期待することは?今後の展望は?
農業従事者の高齢化が進んでいます。作付面積が減っていくと産地を保てなくなるので、若者が農業に参入しやすい環境になるといいと思います。また、規定の大きさに満たなかったとうもろこしをペースト状にして離乳食として販売するなど、規格外商品の活用方法を考えていきたいです。

■水田を3倍活用してお米・レタス・スイートコーンを育てる1年のスケジュールを聞きました
・レタス 1月~3月
・スイートコーン 1月~8月
・お米 4月~10月
・レタス 9月~12月

■森町ふるさと納税の返礼品として取り扱っています
毎年、全国の皆さまからたくさんの寄附申し込みをいただいています。今年も6月上旬に多くの申込みがあり、寄附受付が早期終了するほど人気の返礼品です。
皆さまからの寄附金は、森町のまちづくりのために、大切に活用させていただきます。

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