■胆のうポリープについて
胆のうポリープは、検診や人間ドックで発見されることが多い疾患です。小さいものも含めると約5%程度で認められます。胆のうポリープは良性のコレステロールポリープのことが多いですが、中には悪性(胆のう癌(がん))の場合もあります。小さいものは良性のことが多く、10mm以上の大きなものは悪性の可能性が高くなるため、精密検査や手術を受けることが勧められます。また、良性のポリープはキノコのように頭が大きく細い茎があるのが特徴ですが、悪性のポリープは茎が太かったり、なだらかな山のような形をしていることが多いです。また、同時に色々な場所に胆のう癌(がん)が出来ることはまれなので、小さいポリープがたくさん見つかった場合は良性の可能性が高いです。最初は小さくても急に大きくなったり、形が変わったりして悪性の可能性が高まることもありますので、胆のうポリープが見つかった場合は定期的に検査を受けることをお勧めします。
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