■森町建設事業協同組合が歳末たすけあい募金
12月3日、森町建設事業協同組合(竹下宣行理事長)が太田町長を訪れ、歳末たすけあい募金20万円を手渡しました。募金は、森町社会福祉協議会を通じて「静岡県共同募金会」に寄附されました。
■清掃活動で文化会館をきれいに
12月26日、掛川年金協会周智支部(吉川三郎支部長)が文化会館広場の清掃活動を行いました。会員ら約30人が参加し、落ち葉を熊手やブロワーでかき集めました。
*「吉川」の「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
■高齢者の見守りを強化協力協定を締結
12月5日、森町と中日本高速道路株式会社は、「森町高齢者等地域見守りネットワーク事業協力に関する協定」を締結しました。同社が町内の高速道路のパトロールや保全作業中に高齢者等の異変を見つけた場合、町や警察署に連絡するなど、高齢者の見守り支援を行います。同社東京支社浜松保全・サービスセンターの尾髙寛信所長は「誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指し、森町の皆さんのお役に立てればうれしい」と話しました。
■落語で「人生会議」を考える
12月7日、文化会館で在宅医療・介護連携推進事業講演会「落語で学ぶ人生会議(ACP)~自分らしい最期を迎えるために~」が開催され、105人が参加しました。行政書士で社会人落語家の天神亭きよ美こと生島清身さんにより、人生会議を身近に感じられるよう、落語「天国からの手紙」が披露されました。つづいて講演では、エンディングノートや森町版こころのノートの活用方法、自分らしさを伝えるための人生会議の重要性などについて学びました。森町版こころのノートは役場福祉課、公立森町病院で配布しています。
■かわせみ湖でふれあいウォーキング開催
12月8日、太田川ダムかわせみ湖散策路で「天方地区ふれあいウォーキング」(天方地区町内会長連絡協議会主催)が開催され、107人が参加しました。ペットを連れて参加した方は、災害時動物愛護ボランティアリーダーの伊藤さんから災害時に役立つ散歩の仕方のアドバイスを受けたり、子どもと動物のふれあいの時間が設けられたりしました。参加者からは「少し肌寒い時間帯だったが、久しぶりに会う仲間と懇談しながらかわせみ湖を散策することができた」と喜びの声が聞かれました。
■海外たすけあい街頭募金を実施
12月13日、ピアゴ森店で「NHK海外たすけあい街頭キャンペーン」が行われました。青少年赤十字に加入する遠江総合高校の生徒会と森町赤十字奉仕団が、買い物客に募金の呼び掛けを行いました。買い物客の温かい協力で、32,980円の寄附が集まりました。同キャンペーンは、日本赤十字社とNHKが毎年12月に実施しているもので、集まった寄附金は、日本赤十字社静岡県支部を通じて、世界各地の紛争や災害、病気などで苦しむ人々を救うために役立てられています。
■ひきこもり支援 当事者目線で講演
12月15日、保健福祉センターでひきこもり講演会が開催されました。一般社団法人ひきこもりUX会議の林恭子代表理事を講師に招き、自身のひきこもり経験や当事者目線での支援について講演が行われました。林代表理事は「ひきこもりの人の就労支援制度が多いが、その手前の支援が必要。当事者の声や思いを届けないと、本当のニーズに合った支援制度ができない」と現状の課題を訴えました。また、ひきこもりは「生きるための行為」と位置づけ、周囲の人は前向きに受け止めてほしいと呼び掛けました。
■森町の企業を知って商工会が企業情報誌を寄贈
12月23日、森町商工会から町内の中学生へ企業情報誌が贈呈されました。同情報誌は、人口減少などで新卒採用が年々厳しくなっている中、「町内の企業の情報が若者に届いていない」という声を受けて創刊されたものです。会員企業のうち、きらりと光る元気な企業18社などが掲載されていて、企業の特色や求める人物像、従業員のインタビューなどが紹介されています。鈴木康之会長は「町にあるさまざまな企業を就職の選択肢の一つとして知っていただきたい」と話しました。
■ふくしまの今を知る講演会を開催
1月16日、文化会館で「ふくしまの今を語る人」講演会(森町消費者クラブ主催)が開催されました。福島県で果樹農園を営む橘内義知さんを講師に招き、東日本大震災発生から10年間の果樹産地の取組について講演が行われました。震災当時、桃畑でせん定作業中に被災した体験や、風評被害との闘いについて語られ、参加者は真剣に耳を傾けました。橘内さんは「安全と安心は違う。福島の現状を伝えることで、消費者に安心して福島の果物を選んでもらえるよう取り組んでいきたい」と話しました。
■大切な人のこころの不調を見逃さない
1月19日、文化会館でこころのポカポカセミナーが開催されました。エムオーエー奥熱海クリニックの佐久間哲也院長を講師に招き、「あなたとあなたの大切な人を守るために」をテーマに講演が行われました。佐久間院長は、自殺予兆のある人への対応として傾聴の大切さを話し、相手の言葉を繰り返したり、近い表現で言い換えたりしながら相手の心に近づいていく傾聴法のポイントを説明しました。参加者は、命の門番「ゲートキーパー」としての心得を学びました。
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