kawazu-jin 河津人

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行政相談委員
山口　博行(やまぐち　ひろゆき)さん
下峰　75歳　
行政相談委員として国からの委嘱を受け8期15年に渡り活動。町民の相談相手として長年尽力。令和5年10月には、これまでの功績を称え総務大臣賞を受賞。

■町民と他機関のパイプ役、困ったら相談を!
河津町役場に設けられた行政相談日に、行政相談委員として町民から寄せられる様々な相談に応えている山口博行さん。相談員として15年、その中で培った経験と知識を基に町民の抱える課題解決に努めています。時には相談を受け県や国の担当機関への要望意見書を提出しても長期間返答がなく、町へ還元できず苦労する場面もありますが、山口さんは、この活動の魅力でもある「相談してくれた人の安心する姿」が見られるよう、日々の自己啓発に努め、幅広い相談に対応できるようにしています。長年、町民の身近な相談相手として尽力された姿が評価され10月には総務大臣表彰を受賞しました。「表彰には少し恥ずかしい気持ちもあったが、ここで満足することなく、今以上に質の高い相談ができるようにさらに気持ちを引き締めていきたい。このような活動が出来ているのは家族や同僚など、周りの方々の協力があるから」と優しい笑顔で語ります。「健康第一」をモットーに休日には趣味である気功や釣りを楽しみます。周囲の方々への感謝の気持ちを忘れないと共に、より一層の行政相談環境の充実への強い気持ちを感じることが出来ました。これからも「町民と他機関とのパイプ役」として活躍されることでしょう。

取材：土屋龍聖さん(民間広報協力員)