文字サイズ
自治体の皆さまへ

New Year 2024 年頭のごあいさつ

1/17

静岡県河津町

■施設の延命化対策と産業振興を
河津町長 岸 重宏

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに希望に満ちた新しい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。これまで数年間は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、暮らし方にも大きな変化をもたらしました。今年こそは明るい未来を願い、町民の皆様と心を一つにして新たな気持ちで新年の幕開けにしたいものです。

○アフターコロナを目指した対策
令和5年度には新型コロナウイルスの拡大傾向も収まりつつある中で、国や県の補助事業などを活用した観光事業の新規取り組みなどを行ってきました。しかし、未だ回復していない町内の厳しい経済状況等を考えた時に、根本的なインフラ整備や見直しも行いながら、アフターコロナを目指した対策をさらに進めなければなりません。
また、公共的な建物や道路、橋などの老朽化が進み、維持補修や延命化対策が必要となってきました。限られた予算の中で国などの助成も視野に入れながら、調査や事業を進めたいと思います。

○町民と共に「共創のまちづくり」
諸課題を進めるためには、健全な財政運営を堅持しつつ、町民と共に創り上げていく「共創のまちづくり」として、民間の力も活用しながら、新しい時代のまちづくりに取り組んでまいります。

○令和6年度に向けて
令和6年度の予算編成に際しては、これまでの方針によるバランスの良い行政運営を基本とします。現在取り組んでいる防災関係の同報無線のデジタル化事業などは継続して進め、町の将来に関わる整備計画や延命化や公共施設点検化事業などの、基盤事業については、財源も考慮しながら、優先的に進める事業であると考えています。
経済の活性化対策としては、コロナ後の新たな観光を中心としたインバウンド対策や誘客事業など民間の力を活用した産業振興などに、引き続き取り組みたいと考えています。町の基幹産業である観光事業の見直しや新たな誘客対策にも取り組みを強化することで、教育旅行や交流事業なども含めた誘客や移住定住への促進にも広げていきたいと思います。
町民の皆様にとって、本年がすばらしい年となりますようお祈り申し上げ、年頭のあいさつといたします。

■多くの声を形にするために
河津町議会議長 遠藤 嘉規

新年あけましておめでとうございます。町民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎え、健やかにお過ごしのことと心よりお慶び申し上げます。また、平素より町議会に対し、温かいご理解とご協力をいただいております事に、厚く御礼申し上げます。
河津町議会は昨年に引き続き、本年も3点の議会改革を進めていきます。

1.議会広報と広聴の充実
業務内容が分かりにくい議会から変わるため、広報常任委員会を中心に、どのように情報発信をすれば町民の皆様に議会を知ってもらえるかを考え、議会広報紙作成のほか、FacebооkやYоuTubeの活用等に取り組んでいます。

2.常任委員会の活性化と政策提言の実現
第1、第2の各常任委員会で活動するにあたり、議員だけの意見をまとめるのではなく、活動するテーマに合わせて、町民の声を反映させるために意見交換会を開催し、皆様の声を政策にまとめ、町への提言を行いました。新年度予算では公共交通事業改革において、その提言が反映される事を期待しているところです。

3.女性や若手の人々が立候補しやすい環境整備
議員のなり手不足解消を目指し、議会改革特別委員会を全議員で構成し、次の選挙へ向け、一人でも多くの方が立候補しやすい環境整備のため、先進事例を参考に調査研究を進めています。

○町民の代弁者として
議員は特別な存在ではなく、町民に最も近い意見の代弁者であり、誰でもなる事が出来る、町民の声を形にして、住みやすいまちづくりのための存在だと思います。しかし、現在の河津町議会には女性の議員や若手の議員がいません。女性や若者の声が届きにくい状況とも言えます。
河津町の未来を見据え、新たな議員を迎えるべく、そして、多くの声を形にするために、議員全員で試行錯誤しながら改革を進めていきたいと考えています。議会改革の進捗等は、QRコードから議会広報紙へ進むと読む事が出来ます。ぜひご覧下さい。
※QRコードは本紙参照

○結びに
皆様のご健勝ご多幸を心よりご祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU